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2016年7月9日のブックマーク (1件)

  • 『パヴァ-ヌ (ちくま文庫 ろ 8-1)』(キース・ロバーツ)の感想(25レビュー) - ブクログ

    歴史改変小説。『パヴァーヌ』は、楽曲のように、序章から終章に挟まれた6つの章(旋律)があり、それぞれに語り手となる主人公が紡ぎ出す物語で構成された連作小説です。各内容が意外なところで関連しており、特に5章からそれらの繋がりが明確になって行きます。気がつけば、すっかり物語の世界に没入してしまいました。 1587年、女王エリザベス一世は、カトリックの復興ひいてはイングランドを脅かす可能性のあるスコットランド女王メアリー・スチュアートを、「エリザベス暗殺未遂」という罠に嵌めて亡き者にしました。 作は、その翌年の1588年、自身も暗殺の憂き目に遭い歴史の歯車が狂いを生じたところから始まります。混乱に乗じたスペイン無敵艦隊にイングランドは敗れ、プロテスタントの宗教改革は鎮圧、欧州世界は法王によるローマ・カトリックの支配下に入ります。 そこは、教理に反するとして、テクノロジーの発展が阻害された世界。

    『パヴァ-ヌ (ちくま文庫 ろ 8-1)』(キース・ロバーツ)の感想(25レビュー) - ブクログ
    hengsu
    hengsu 2016/07/09
    【読了】『パヴァーヌ (ちくま文庫)』キース ロバーツ