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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (5)

  • 本当に「情弱」なのは、誰? - 琥珀色の戯言

    参考リンク:「ステマ」に騙される奴は情弱(おごちゃんの雑文) 「情弱(情報弱者)」という言葉が氾濫しているように、僕には思われます。 とくにネット上で、この言葉を用いて、他者の「無知」を批判する人が少なくない。 でもね、僕はこの言葉、大嫌いなんですよ。 僕自身も「情弱のオッサン」ですしね。 そもそも、「情弱」と他人を嘲る人たちが他人をバカにする根拠って、「『べログ』をアテにして、不味い店を選んでしまったこと」だったりするわけです。 でも、それで「当に困っている人」が、そんなにいると思いますか? 毒入り餃子でも喰わされたのならともかく、不味い店を選んでしまったことなど、人生においては、笑い話のひとつでしかありません。 僕は長年ネットをやっているのですが、正直、やればやるほど、「どの情報が正しいのか?」がわからなくなってきています。 そりゃあ、医学関係の、自分が専門としているジャンルの話く

    本当に「情弱」なのは、誰? - 琥珀色の戯言
  • あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。 - 琥珀色の戯言

    もしあなたが「なんとなく体調が悪くて不安」だったとしよう。 あなたは総合病院を受診し、不安を訴える。 診察室で、医者はあなたの訴えをパソコンのディスプレイを見たまま聞き流し、「じゃあ検査しましょう」と言う。 そして、血液検査やレントゲン検査を受けて、診察室に戻ってきたあなたに、医者はこんな態度をとるのだ。 「ああ、検査したけど、異常値は出てないし、レントゲンも問題ない。あなたの症状は、気のせいですよ。とにかく、検査で異常がないからだいじょうぶ、じゃあ次の人!」 さて、あなたはこれで「満足」できるだろうか? 「検査で異常がない」でも、あなたには「症状」がある。「不安」だ。 たぶん、「近くの病院でこんな対応をされた」ことを誰かがネットに書けば、そこには、同情の声が集まるはずだ。 いま、ネット上での「正論」の多くは、まさに、こういう「冷たい態度の医者」そっくりだと僕には思われる。 彼らは、「不安

    あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。 - 琥珀色の戯言
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/04/19
    時期柄放射能云々の話だとすれば、相違点は不定愁訴は(検査に表れなくても)症状が実際に「ある」のだけど、放射線被曝の症状はとりあえず「ない」。「ない」けど「なんだか怖いイメージ」があるから不安、っていう
  • 「自分の経験を信用するな」 - 琥珀色の戯言

    に聞いた話。 いまは大学の教授になった某先生は、医者になって3年目か4年目くらいのときに、自分の下について研修することになった新人の医者に、こんなことを言っていたそうだ。 「自分の経験を信用するな。新しい患者さんの担当になったら、ありふれた疾患だと思っても、ちゃんとした文献か医学書を3〜4種類は最低読んで、その病気のことを勉強しろ」 いや、率直に言うと、非優秀研修医だった僕のような人間が、こういう人の下についていたら、研修を終える前に燃え尽きてしまったのではないかとも思うのですが、やっぱり、偉くなる人というのは違うものです。 教授が言うならともかく、ついこの間まで研修医としてのハードな日常を送ってきて、そのための肉体的・精神的な余裕が無い生活だということを知っているはずの人なのだから。 最近、有名ブロガー、ちきりんさんが書かれた『ゆるく考えよう』というを読みました。 「なるほど、こんな

    「自分の経験を信用するな」 - 琥珀色の戯言
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/03/10
    "「自分の経験」と「俯瞰的に学ぶこと」、そして、「他人の立場を慮ること」"
  • 自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言

    先週の金曜日、飲み会帰りのタクシーで60歳くらいの運転手さんと、熊の3歳の女の子が20歳の大学生に命を奪われた事件の話になった。 「あれは親にも責任がありますよ。まだ3歳なんだから、親も目を離したらいかんですよ。トイレに行かせるのだって、ちゃんと遠くからでも見ておかないと」 大概の場合、僕はこういうときに「そうですねえ」とか曖昧に頷いてやり過ごしてしまうのだけれど、お酒が入っていたこともあり、「そんなふうに常に見張っておけっていうのはおかしいし、どんな親にだって、『ちょっと油断してしまう瞬間』はあると思います。それで責めるのはあんまりでしょう」と反論して、車内はやや気まずい空気になってしまった。 「人生の先輩」として、「そういうときでも、ちゃんと見ているのが親ってもんでしょう?」というのは、確かに「正論」のようにも思えるけれど、僕はそこまで完璧に自分の子どもを見張っておくことができるだろ

    自分の運の良さを「正しさ」だと勘違いしている人たちへ - 琥珀色の戯言
    heppokoneko
    heppokoneko 2011/03/07
    "にもかかわらず、少なくない数の人が、「自分はこんなに苦労して、ちゃんとやってきた」と他人にプレッシャーをかけようとするのだ。"
  • 個人ブログの現在、そして、たぶん未来 - 琥珀色の戯言

    これを書いているのは、2011年の1月5日です。 いまの時点では、「ホームページ・ビルダー」を使って作られたような「個人サイト」は、もうほとんど死滅してしまっていて、その後隆盛を極めた「個人ブログ」も、すっかり斜陽コンテンツになってしまいました。 5年前くらいのブログ黎明期には、一般の雑誌にも「あなたもブログをつくって、友達作り! お金も稼げるかも!」というような記事がたくさん載っていたのですが、いまでは、「個人ブログ」を薦める声はかなり小さくなり、『mixi』などのソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)や『twitter』が「個人がネット上に発信する機会」の主役となりつつあります。 個人サイトから、個人ブログになって、「更新しやすさ」や「他人とのつながりやすさ」は、格段にアップしましたし、「ネット上で何かを発信するための敷居」も大きく下がりました。それは、とても喜ばしいことだと思う

    個人ブログの現在、そして、たぶん未来 - 琥珀色の戯言
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