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2008年5月18日のブックマーク (1件)

  • Essay 生き物と数

    生き物はなんと美しいのだろう! そう感じる人は、生き物のどこかに、数学的な美を見ているのかもしれません。 数学が明らかにする真理の世界。その世界を、生き物は、形や生態の中に垣間見せているのです。 フランスの盲目の数学者がこんな話をしてくれた。古代ギリシャ、プラトンのアカデメイアにいた一人の男は、数学でさっぱり学位論文が書けない。あるとき決心して数学が駄目なら生物学でと、生物学で学位が取れる新しい大学を作った。その名はアリストテレス。 この小話にあるように、世間では、数学と生物学は対極に位置する遠い存在だと思われている。学問の性格からすると確かにそうかもしれない。しかし、生物の営みを見ていると、「数学を知っているのでは?」と感じることが多く、数学と生物学は意外に近いものに思える。 北米にいる十七年蝉と十三年蝉は、17年と13年ごとに成虫が地上に現れるので、この2種を揃って見られるのは17×1

    Essay 生き物と数
    hero130
    hero130 2008/05/18