皆さんはサブリミナル効果という言葉を聞いたことがあるだろうか。 これは人間がギリギリ認識できない程度の刺激を受け、それによって無意識のうちにその対象を意識してしまうことを指す。 例えばテレビCMなどで、視聴者が気づかない程度のメッセージを画面の端っこ、あるいはほんの数秒表示することで潜在的に訴えかける手法が使用された事例もある。 現在では、この『視聴者が通常は感知し得ない方法によって、何らかのメッセージの伝達を意図する手法』は公正ではないとして、サブリミナル効果の使用はタブー視されている。 しかし、SNSや画像検索で何でも姿形がわかる今この時代にこそ、我々は潜在意識に訴えかけることの価値を見つめ直す必要があるのではないか。 チラリズムという言葉もあるように、我々人類はときに表出しないものにこそ趣を感じてきた。 無意識のうちに働きかけるのと、意識してる上で働きかけるのでは、どちらの方が深層心