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2014年2月13日のブックマーク (2件)

  • 先行する東京電力の火力発電、熱効率60%級の新設備が相次いで稼働

    の電力全体の約3割を販売する東京電力の発電設備は火力が半分以上を占める。火力発電所は全部で15カ所あって、大半が東京湾岸に集中している(図1)。そのうちのひとつ「千葉火力発電所」で、12月4日に新しい発電設備が試運転を開始した。さらに2日前には茨城県の太平洋岸にある「鹿島火力発電所」でも同様の設備が動き出している。 2つの新しい設備はガス火力発電で最先端の「コンバインドサイクル方式」を採用したもので、ガスから電力への変換効率(熱効率)は57~58%の高水準を発揮する。従来の火力発電と比べて約1.5倍の電力を生み出すことができて、燃料とCO2を3分の2以下に減らすことが可能だ。 コンバインドサイクルに統一する「千葉火力発電所」 千葉火力発電所では2000年に運転を開始した「1号系列」と「2号系列」の合計7基のほかに、震災後の緊急対策で設置した「3号系列」の3基がある。1号系列と2号系列に

    先行する東京電力の火力発電、熱効率60%級の新設備が相次いで稼働
  • 【考・原発】九州大学副学長・吉岡斉氏インタビュー(1)~劣った技術を実用化した罪|Net-IB|九州企業特報

    2011年3月11日、東日を襲った大地震は、日人の原発に対する思いまで変えてしまった。これまで「原発は安全だ」と言われ続けてきて、原発に対して盲目的な信用を置いてきた一般市民の多くが、それは間違いだったことに気づいたはずだ。原発とどう向き合っていけばいいのか。九州大学副学長で福島原発事故の政府事故調査委員会のメンバーである吉岡斉氏に、原発に対する考え方とこれからの方向性を聞いた。 <劣った技術を実用する愚行> ――福島の事故から1年になります。先生の原発に対するお考えをうかがいます。 吉岡 従来から私は、原発については非常に冷ややかな見方をしていましたが、ここまでの事故に発展するとは予想を超えていました。あのような劣っている技術を政府が優遇してきたのは、間違いであると思います。政府が優遇しなければ、原子力発電はここまで普及しなかったでしょう。電力会社が国策協力に応じたのだと思います。あ