ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (20)

  • 集合知としての価格とバブル──金融ハイテク化の功罪 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「金融市場の役割とデイトレの生産性」へのブコメに対するレスです。元記事はきわめて不親切ですので、このように誤解されるのは致し方ない、と思います。むしろ、ブコメへのレスだと記事が書きやすい、という面があるので、感謝しているくらいなので、これからもお願いします。以下、個別に取り上げていきたいと思います。 集合知としての価格が成立するための条件 id:ametori トートロジーて単に書き手に時間の概念が抜けてるだけだし、流動性あたりはもう神様視点じゃないか/時間でないとすると参加者のない取引の話っぽいが?どの参加者が正しいかわからないから市場に任せるのだろ。 時間の観念は関係ありませんね。僕が重視しているのは、個々の取引参加者の頭の中で「実体→金銭」という翻訳=評価がなされているのかどうか、という点です。たとえば、個々の企業を調べて、その企業の持つ技術や設備が将来もたらすであろう財やサービスを

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    hgt 2009/01/09
  • 金融市場の役割とデイトレの生産性 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    野宿者、失業者の勤労意欲ばかりが取りざたされているけれども、金融に寄生して儲けているデイトレーダーみたいな連中の勤労意欲はなーんも言われない。それってヘンだ、と思う人は多かろう。よく、「市場でリスクをとることが貢献」みたいに言われるけれども、それは根拠のない思い込み。だけど、無反省に繰り返される。たとえば。>インタビュー:今後も金融ハイテクは必要=作家・石田衣良氏 そんなところから考えられることを、ざっくりと書いておく。 経済において、金融という機能はもちろん大事。でもそれは、たとえば、「ある企業の実体を見て、それを金銭的に評価する」というところにあるのであって、「ある企業の金融市場での評価を見て、それを金銭的に評価する」(トートロジー!)というところにはない。言い換えれば、投資家の役割とは、「実体経済を金融の文法に翻訳する」という点、情報生産というところにあるのであって、金融市場での値動

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    hgt 2009/01/09
  • HALTANさんへ、四つめのお返事 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081105/p1 さすがに、「いやもうバブルでも何でも起こしてドッカンドッカン好景気にして」には、どうしようかと思いましたけど。 「べき論」とは区別された議論として (3)について 素人の俗論で甚だ恐縮なのですが、これも極端な話、バブルなんかそんなに畏れるほどのことでしょうか? 今回の危機に対しても、オバマさんも早急に対処に乗り出すでしょうし、制度や規制の再設計も速やかに行われるでしょう…。 良くも悪くもたかが資主義です、失敗と修正を繰り返すことで自転車操業していけばそれで良いわけです。 それはかなりヒドイ話です。自覚的であったかどうかは別にして、この10年はまさに、「とりあえずバブル膨らましとけ」な自転車操業をやっていたわけです。そして、それがとうとうはじけました。仮にHALTANさんの主張を受け入れるなら、今回の金融危機

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    hgt 2008/11/09
  • バブルは政治の問題 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20081106/p1 で引用されてるブコメなどを。 # 2008年11月05日 id:luke_randomwalker 経済学, これはどうかと うーんBISビュー/バブルだとわかるなら空売りかければ大もうけですがな/で、誰が見てもバブルなら皆が売ってたちまちバブル消滅ですがな/後から「あれは誰が見てもバブル」なんていうのはただの後だしジャンケンでしょ http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20081102/p1 ファンダメンタルズと価格と規制緩和 資産の評価には、二つの視点があります。バブルであろうとなにであろうと、しかも、それがわかっていようといまいと、値上がりを続けている資産はいい資産です。つまり、利回りだけで資産を評価すると

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    hgt 2008/11/06
  • 機会/結果の平等と帰結主義 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20081102/p1 に対する批判であるところの、 http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20081104/1225755216 の追記について。 あまり分かりやすくは説明しません。 センは「潜在能力の平等」を主張することで、「何の平等か」についての議論に参入しています。同時に、最小限保障されるべき潜在能力をリスト化することに対しては慎重で、最終的に、「リストをどんどん改訂していく」という方向の議論をしていたはずです。つまり、潜在能力の測り方を脱構築していく、というわけです。「潜在能力」という焦点変数を定めつつ、その測り方を脱構築する、という議論は可能なんです。 つまり、「結果の平等」にコミットしてても、その測り方を脱構築するという議論は可能ですので、hokusyuさんが「一意な幸福の基準の

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    hgt 2008/11/05
  • バブル・金融危機・再分配 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    そもそも何が起こったのか。「反リフレの経済学」とも関連しますが、簡単に解説します。それと、そのときに予告した「処方箋」の話、もっとちゃんと書こうと思ったのですが、余裕がないので、この記事の末尾に簡単に書きました。 金融緩和とバブル 金利引下げは、「現在の支出を有利に、将来の支出を不利に」することで、現在の実需を増やそうとするものですが、そう簡単にはいきません。そもそもいらないものは買わない。足りている人は買わない。それよりは、「何があるか心配」だから、お金を取っておく。そのため、金融緩和で増えた資金がどこへ行くかといいますと、有価証券などのストック市場に流れ込み、そこでの価格上昇をもたらします。すると、価格上昇が、それらの有価証券の投資先としての魅力を高め、さらに資金が流れ込みます。これがバブルです。こうして実現した高い株価や地価が、企業や家計に対しては「資産が増えた」という認識を生み、そ

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    hgt 2008/11/02
  • 野宿者を公共圏から追い出したい人こそが家を明け渡すべき - モジモジ君のブログ。みたいな。

    HALTANさんの記事の、次の部分にも答えておきます。 それと「公共施設」に野宿者を受け入れろというなら(というか今回もそうとしか読めないわけだけど)、まずはアンタたちが自分の生活圏の中でやってみてくれ、としか言い様がない。一般人はそこまで心も広くないし余裕もないし、あるいは一般人や貧乏人同士が助け合いだか何だか知らないが下手に自分たちで問題を抱え込んでも共倒れになるだけだろう(反貧困活動家までが「溜め」だの余計なことを言うから困るんだが。この機に乗じて自分たちの脱資主義的な労働共同体幻想を成就させようとは薄気味がわりいんだよ!) http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20081030/p2 えーとね、たとえば、公園を念頭におきます。公園はみんなの場所です。僕は、このみんなの場所を、他に行く場所のない野宿者が利用するのを認めます。そして、公園以外の場所で住めるようにち

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    hgt 2008/10/31
    生存権は否定しないのに公共圏からは排除しようとすることの意味
  • コドモを藁う大阪──大阪芋畑闘争 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    結構いろいろと大事な論点が詰まってますね。 今回の行政代執行の法的な問題 「異議申し立て」する権利の形骸化、ということ。そういうことを狙ってやったという意味で、大阪府の狙いは脱法そのものである、ということ。次の二つの記事を参考に。 保育園代執行で大阪府が当に鬼畜な理由: BattleRock Blog http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/55431836.html 道路計画そのものへの疑問 今年2月の報道で、次のようなものがあります。YouTubeより。「渋滞緩和にはならない」は、「でもやるんだよ」というのもわからないではないけれど、「環境対策が甘い」、「大阪府の追加負担が大きい」は、結構大問題。最後のなんて、財政再建しようとしてるんだから、橋下ならマジメに考えるべき論点のはず。元々の計画はかなりデカイ道路なので、見直して縮小する余地はある、という

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    hgt 2008/10/18
  • リフレ/反リフレの経済学 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    今回は、特別編です。僕の認識は「リフレは必要だが、それだけではダメである」というものです。今回は、「それだけではダメ」の部分について説明する、二つの記事をアップします。「では、何が必要か」という問題は、次回に。多分、1、2週間後くらいに書きます。*1 更新情報 2008/10/07 07:00 一部、誤解があるようですが、「反リフレの経済学」の趣旨は、「インフレは生じない」ではなく、生じるインフレの性質が異なっており、「インフレは生じても総需要は増えない」です。その点をわかりやすくするための修正を検討します。 2008/10/06 22:00 あれま、「流動性プレミアム」の意味が逆になってるみたいですね。どう修正するか、検討します。*2 2008/10/06 09:00 ブックマークが分散しがちなので、整理しておきます。 【推奨】「リフレ/反リフレの経済学」全体へのブックマーク 「リフレの

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    hgt 2008/10/06
  • 枝野幸男って、そんなに酷いこと言ってるか? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    ※追記。ご関心がおありの向きは、コメント欄もどうぞ。 ※追記の2。末尾で、id:himaginaryさんのブコメに応答しました。 参考。>「朝生における枝野幸男議員の発言の詳細というか再現書き起こし - 地を這う難破船」 枝野氏の発言については、確信的なことは言えないけど(後述)、直感的に言って、筋はよくないとは思う。あくまで私見として。しかし、この発言に絡んでの枝野叩きはさすがに度を過ぎているように思うので、冷や水をぶっかけておきたいと思います。小沢なんか信用できないし、民主党も大嫌いなのに、何の因果で民主党の擁護なんかしてるんだ、自分。 枝野氏の主張は、大雑把に言えば「銀行にはレントがあるだろう、だから、役員報酬や賞与なども高いのだろう、それを吐き出せ、預金金利として」というものです。で、その方法ですが、行政指導、つまり、言ってきかせる、ということです。かなり泥臭い話です。 それを、B

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    hgt 2008/10/03
    公的資金をあてにした活動がないかという指摘と、銀行に負担を求めるという意味での政治的な預金金利発言。
  • 学力調査結果を公表すべきでない理由 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    橋下知事「学力調査の市町村結果、公表すべし」 学力調査非公表なら「私の責任で公表も」 秋田県知事、いずれもasahi.comより。*1 上記記事に関連して。 調査というのは、何を、どういう方法で測り、それにどういう意味があるのかをきちんと考えられる人にとってのみ、意味がある。公表が問題になっているその学力調査というのは、何をどういう方法で測ったのか。そして、測った時点での測定値にはどういう意味があるのか、そういうことも含めて丁寧に検討するのでないならば、結果だけ公表しても意味がない。そして、「結果だけ公表しても意味がない」ということがわからない人に対して公表することは、明白に害がある。 たとえば、ある地域の学校の教育力を測定したいのであれば、ある時点での学力を測り、なんらかの教育手法を試した後、もう一度学力を測定し、どのくらい変化があったか、ということを問題にしなければならない。また、その

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    hgt 2008/09/09
    教育に関して「数字で競争させることで改善する」とする考え方
  • こんなものが「経営」か - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由」@分裂勘違い君劇場 「分裂勘違い」は、結構マジな自称なのかな、と思う今日この頃。 「「経営」に関する迷信」における迷信 迷信1 企業は社会的使命のために活動する 企業の目的は金儲けではありません。 これを忘れると、中長期的には、逆に、売上も利益も減少していくことが多いです。 …… 企業は、経済的な富を生み出すことを目的とした唯一の社会的機関です。 経済的な富を生み出すことこそが、企業の社会的使命です。 normative(規範的)な議論とdescriptive(事実説明的、記述的)な議論がごっちゃになってます。normativeな意味でなら、企業の目的は金儲けではなく生産活動を通じて社会に貢献することでしょうが、descriptiveな意味で、ほっておいても企業がそのように行動するというわけではありません。企業の行動

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    hgt 2008/08/07
  • 「ニコニコ現実」はそもそも擁護されているのか? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena」について。 文末尾では、「ニコ動文化圏を否定したくて書いたのではありません。どれだけ、ニコ動文化が、くだらなくて低能で能天気なものにしか見えなかったとしても、僕は基的にそれを擁護するつもりです」とあるんだけれども、実は、その「擁護」というのは文のどこにもありません。ただ、次のように書かれています。 ……だから僕には、いいか悪いかの判断は別として、もうそれは避けることができないと思っています。しかし、だからこそ、「ニコニコ現実」的な仕組みがいつか当に訪れたとき、私たちはどうなるのか/どうすればいいのかを、いまからシミュレートして考えておいても、それほど無駄ではないと思うんですね。 元々の議論は、「ニコニコ現実」の評価をめぐってなされていたはずです。かたや「新しいコミュニケ

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    hgt 2008/07/13
    従来とどう違うか、ということしか言わない人達
  • オマワリの主人の自覚が必要 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「死ねばいいのに - 無産大衆」 ここを普段読んでる人なら知ってるだろうけど、僕は全然アナキストなどではないのであって、どちらかというと秩序大好き人間なのであるが(大概の落書きも大嫌いだし)、にも関わらず、こういうデモの弾圧とか、それをまともに報道しないメディアの話とかになると、非アナキストの有象無象のたわごとなんかより、アナキストの方が全然共感できるってのも悲しい話だよな、とは思う。 とりあえず立ち位置 直後に聞いたところによると、運転手に関しては運転席の窓ガラスを割って、無理やりこじ開けたとのこと。それで、逮捕理由が公務執行妨害だと。なんだ、それは。こっちは来しなてもいい許可申請までしてやってるんだぞ、カス。死ねよ。というか、公妨ってなんだ。とりあえず、さっき警察署に弁護士を派遣した救対の人の話によると逮捕者は四名、上記三名に加えてロイターのジャーナリストも持っていかれたとか。 まぁ

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    hgt 2008/07/07
    警察対応そのものというよりその受け入れられ方が怖い。
  • トリアージについて二つ - モジモジ君のブログ。みたいな。

    いろんなことが言い尽くされたように思うので黙ってましたけど、わざわざ尋ねてくれた人があったので、簡単に。発端の福耳さんもいろいろ考え直されているようだし、福耳さんを批判しなくちゃ、ということではないですが。基的スタンスとして大事なのは、この記事、かな。>「救ったこととか見殺しにしたこととかあるのかな」@こどものおいしゃさん日記 あと、二点ほど、付け加える。 トリアージって、別に問題の解決でもなんでもなくて、てゆーか、そもそも問題の解決ができないからトリアージが出てくるわけで。だから、トリアージが必要な場面で、トリアージを実行するだけの人たちがPTSDになったりする。人は、問題の解決が可能なのに助けられなかったことが辛いのではなく(そういう辛さもあるときにはあるだろうけど)、問題の解決が可能であろうと不可能であろうとただ助けられないというときに、そのことを直接に、辛く思う。だから、問題の解

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    hgt 2008/05/26
  • 死刑は社会正義ではありえない - モジモジ君のブログ。みたいな。

    死刑についていくつかの記事を書いてきたけれども、「社会正義の臨界――光市母子殺害事件高裁判決」など参照しつつ。 sk-44氏の死刑存置論(1) 快楽殺人者の反省不可能性 まず、sk-44氏の記事の、前半について。 私が極刑としての死刑存置論者であるのは、ある個人的な問題意識とかかわる。他人と共有しうるものであるかわからない。以下に端的に記す。お断りすると気分のよい話ではない。 所謂快楽殺人者は、被害者の殺害を前提とする性犯罪者は、死刑台に送られて然るべき、あるいは、死刑台に送らないことには仕方がない。そうした認識と見解に私は同意せざるをえない。 「気分のよい話ではない」とあらかじめお断りされているので、この先については引用しない。代わりに、以下の議論に必要な限りにおいて、簡単に要約する。<快楽殺人者において、その人を殺したその場面の記憶は快楽そのものであり、生きている限りその快楽を繰り返し

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    hgt 2008/05/09
  • だから死刑には反対する - モジモジ君のブログ。みたいな。

    光市事件について、遂にと言うべきか、死刑判決が出た。 この事件について、これまで発言したことはないが、もちろん、折に触れて報道に触れる以上、何も考えないではなかった。いくつかのことを整理して述べてみる。 率直に言って、村氏の主張については、首肯することはほとんどなかった。ただ、少なくとも、次のようには思う。第一に、その一つ一つのことの中に仮に批判しうる点があるとすれば、具体的にそれを取り出して、検討した上での指摘しなければならない。第二に、仮にそのように批判ができたとして、どうして彼がこのような主張をしなければならなかったかを、踏まえなければならない。つまり、彼は突然にこのような事件の当事者となり、何の準備もないまま、事件に対する態度表明、その理論的正当化、実際の発言と行動、そうしたことをやらねばならない立場におかれた。ゆえに、仮に彼の主張に批判しうることがあるとしても、まずは、過酷な日

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    hgt 2008/04/24
  • 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その4 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    iteau氏が反論を書いたそうだ。>id:mojimoji氏への反論 しかし、不思議な読解をする人たちだな。 元々、「アイヌとチベットと」の中で、「チベット問題との温度差をすげえ感じた - NC-15」という記事に対して示されている、「「どっちもどっち」「いずこも同じ」なる相対化を行い、目前の暴力行為に沈黙をしてしまう、沈黙を強要する」という解釈が的外れだ、ということなのだ。 指摘するまでもないことだと思うが、muffdiving氏は、アイヌ問題とチベット問題の両方を問題だと考えているのは明白だ。仮にチベットを問題にするならば、少なくともアイヌを問題にすることを批判するな、と主張しているのである。そして、(これはバカでないなら分かることだが)「アイヌを問題にすることを批判するなら、チベットについても問題にするな」とは述べていないのである。当たり前だ。何をどう読んだら「沈黙を強要する」ことに

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    hgt 2008/04/01
    「沈黙が問題とされたのではない。まさに攻撃していることが問題とされたのである」/重要度の高い問題の相対化につながるからという理由で黙殺ではなく「攻撃」されるアイヌ問題
  • 排外主義者、あるいは日曜サヨク - モジモジ君の日記。みたいな。

    今ここで手を組めば、この人を助けることができる。そのような決定的な場面においてであるならば、悪魔とだって手を組むかもしれない。ただし、ほとんどの瞬間は、そのようなマンガみたいな決定的瞬間の遥か手前にあって、そのような地味な場面で考えられるべきことは別にある。 倫理が力を持つのが、倫理を語る者が腕力を持っているからであるならば、倫理など不要であり、ただ腕力だけがあればいい。そうではなく、倫理が、倫理であるがゆえの力を持つとすれば、それは何に由来するのか。仮にそんな力があるとすれば、それはそこで語られる倫理の一貫性に由来するはずである。倫理が、その恥じ入らせる力によって力となるためには、一貫性がなければならない。一貫性を欠いた倫理は、既に倫理としての力を欠いており、ただの飾りである。その一貫性を欠いた倫理要求が仮に受け入れられることがあるとしても、それは倫理として受け入れられたのではなく、ただ

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    hgt 2008/03/27
    別の問題を語らないことと、別の問題で正反対の主張をすることの違い。
  • 台湾総統選挙 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    国民党の馬英九氏が当選した。 報道なんかを見ると、経済重視の国民党・馬氏、独立路線の民進党・謝氏、という構図でまとめられているけれど、それほど単純なものでもない。少なくとも、民進党も国民党も、8年前の陳水扁が当選したときとは違う。そのあたり、思い当たることをつらつらとメモっておく。 まず、民進党。とにかく、この8年間の腐敗は酷かった。陳水扁の家族も含めて、出るわ出るわの金銭スキャンダルのオンパレード。実際のところ、4年前の選挙で既に負けててもおかしくなかった。ただ、このときには投票日直前に陳水扁への銃撃事件が発生し、多くの票が民進党に流れ、結果、民進党が僅差で勝利した。国民党による恐怖政治はそれほど昔のことではないし、こういう流れは分からないではない。……のだが、この銃撃事件は民進党の自作自演が強く疑われており、いろいろ読んだ限りでは、その疑いはかなり合理的なものだ。もちろん、真相は分かっ

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    hgt 2008/03/23
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