TV放送版です
阪神の藤浪晋太郎が素晴らしい。高卒1年目ながら、ローテーションを守り続け、8月17日現在、8勝4敗、防御率2.56という想像以上の成績を残している。彼がここまで活躍できた理由はどこにあるのか。7人の解説者に聞いてみた。 8月11日の中日戦に勝利し、セ・リーグ5球団から白星を挙げた藤浪晋太郎 ◎森繁和(元中日ヘッドコーチ) 「藤浪は阪神に入団したことが大きかった。チームは低迷していたし、先発陣も手薄だったから。チャンスを与えられるというのもひとつの才能。もしオレがコーチだったら、2~3カ月は二軍で様子を見ていたかもしれないけどね(笑)。ただ、開幕からローテーションを守って、勝っているのはすごい。彼の良さは、勝てるストレートを持っているということ。1年目の投手というのは結果を残そうと変化球に頼りがちになるんだけど、かわすピッチングをしていると、最初は勝てるかもしれないけど、プロの打者は甘くない
鶴1141日ぶり先発星!ライアンに勝った 拡大 「阪神1‐0ヤクルト」(17日、京セラ) 阪神が虎の子の1点を守りきって3連勝だ。初回に先制点を奪うと、今季初先発の鶴直人投手(26)がエンジン全開。自己最長タイとなる7回を4安打無失点に抑え、ライアンに投げ勝った。八回は松田遼馬投手(19)、九回は福原忍投手(36)が無失点でしのいで完封リレー。鶴は1141日ぶりの先発勝利を飾った。 無数のフラッシュが注がれる。肩を並べたお立ち台に実感がこもる。「手厳しい指導もあって良かったです」。胸に刻んだ無数の助言を思い返し、鶴が福原に笑顔を向けた。自己最長タイの7回を投げ、10年7月3日の巨人戦以来となる先発での白星。やっとの勝利に感謝の思いが尽きない。 「(指導は)ここで言えないこともありますけど(笑)。いつも気にかけてもらって、ありがたいです。(先発での勝利は)重みが違いますね」 中継ぎとは違う。
4番マートンがライアン撃ち千金V打 拡大 「阪神1‐0ヤクルト」(17日、京セラ) 相手はセ最多勝右腕。1点でも先に奪いたい。阪神・マートンは勝負どころを見極め、一振りで決めた。唯一の得点となる決勝点をたたき出し、小川に土をつけた。 初回2死二塁、2ストライク。ヤクルトバッテリーは高めへのつり球を選択した。中村のミットがわずかに下がると、甘くなった直球を逆らわずにミート。右翼前方へ鋭いライナーを打ち返した。 打球は飛びついたバレンティンのグラブをはじき、右中間方向へ転がった。先制の右中間二塁打。36イニングぶりの適時打で奪ったこの1点が決勝点となった。 「ボールを強く捉えるしかないと思って打席に入った。早い回に先制できてよかったよ」 二回以降、完全に立ち直った小川から四回先頭で中前打。「シーズンを通していい投球をしている。打つのは簡単ではない投手」と評する右腕に対して、今季の対戦成績は7打
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く