本セッションで登壇したのは、株式会社オインクゲームズでデザイナー・プログラマーを務める新藤愛大氏。新藤氏はリアルとデジタルでのボードゲームの違いや、それを克服するためのUIデザイン、さらに一歩踏み込んだ、デジタルならではの強みを活かすルールのアレンジなどについて解説を行った。 なお登壇はしていないものの、共同研究者として『レッツプレイ!オインクゲームズ』のディレクションとゲームルール監修を担当した佐々木隼氏の名も挙げられた。 『レッツプレイ!オインクゲームズ』は、50作近いボードゲームを制作してきたオインクゲームズが、自社のボードゲームをデジタルで、オンラインで楽しめるようにしたゲーム作品。現在はニンテンドースイッチとSteamで配信されており、クロスプラットフォームプレイにも対応している。 リリース時には『海底探検』や『エセ芸術家ニューヨークへ行く』(以下、『エセ芸術家』)などの4作が実