国際教養大学の卒業生が秋田県内で起業する動きが広がってきた。2004年に開学して20年。その数はまだわずかとはいえ、分野はスポーツビジネスや食品加工、観光など様々だ。急速な人口減に直面する秋田の可能性を事業を通して掘り起こし、次世代につなげたいという思いがある。1月下旬、秋田市郊外の教養大で開学20周年のプレシンポジウムが開かれた。卒業生を代表し、登壇した1期生の水野勇気氏(41)がメッセージ
鹿肉のおいしさを広めようと、神戸大学(神戸市灘区)の学生が鹿肉専門キッチンカーを製作する計画を立て、インターネットで支援を募っている。「くさい」「かたい」などと偏見を持たれることも多いが、「かむほどに肉汁があふれ、あっさりした後味。肉々しさを存分に味わえる」。農作物の鳥獣害対策としても注目されるジビエ(野生鳥獣肉)料理。学生は「鹿肉のおいしさを常識にし、日本に新たな鹿肉文化を醸成したい」と話す。(高田康夫) 同大学農学部4年の「あかりんご」(本名・鵜沼(うぬま)明香里)さん(23)。大学の農業サークルで訪れた丹波篠山市の農家で初めて鹿肉を食べ、おいしさに魅了された。仲間とサークルを立ち上げ、鹿肉を食べたことがない同大学の学生を対象に鹿肉パーティーをしたり、神戸市内のイベントで鹿カツを販売したりした。 新型コロナに見舞われた2020年は大学を休学し、高知県へ。猟師の手伝いをする傍ら、ジビエ専
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