世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治の関わりが問題になる中、カルト団体による勧誘の実態が注目されている。専門家によると相手の不安につけ込むのが常とう手段だが、標的になりやすいのが親元を離れて暮らし始める人も多い大学生だ。カルト問題対策で全国でも先進的とされる大阪大の取り組みはどのようにして始まったのか。カルト対策のイニシアチブを取り、「学生あってこその大学、という信念が原動力になった」と話す大和谷厚・大阪大名誉教授に話を聞いた。
旧統一教会問題への報道が過熱する中、富山のTBS系テレビ局「チューリップテレビ」が、事件直後から独自の報道姿勢で存在感を示している(特集「追跡!旧統一教会と富山政界 献金で家庭崩壊」)。 その理由は二つある。富山市議について政務活動費の不正受給を暴いた「調査報道」の素地があること。そして、30年前の統一教会報道を手がけた社員の存在だ。 事件から2カ月。県内政界と教会との関係を追及し続け、現在、教会との関係断絶を口にしない県知事に切り込む真っ最中である取材班に話を聞いた。 ●安倍元首相銃撃事件直後の土日に取材着手 7月8日の金曜日、安倍元首相が銃弾に倒れた。逮捕された山上容疑者が「特定の宗教団体に恨みを持っていた」と報じられたが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の名前はネット上でささやかれていた程度。11日の月曜に旧統一教会が会見を開くまで、大手メディアはその名前を報じなかった。 しかし、
(安田 理:安田教育研究所代表) 中学受験人口が8年連続で増えていることもあり、このところマスコミの中学受験報道が過熱している。その陰で高校受験はあまり注目されていないが、高校受験にも「共学化」「大学の系列化」「コース改革」など大きな変化の潮流がある。今回はその中から「コース改革」に注目したい。一般の方にも“いまどきのコース事情”は興味深いと思われる。 なぜ「コース制」が広がっているのか? 高校の中でも難関校や付属校では「コース制」はほとんど採用されていない。これは、難しい入学試験を突破してきているので生徒の学力レベルが全体的に高い(そもそも低学力の生徒がいない)ことによる。もちろん入学後にはどうしても学力差が広がるので、英語・数学などの教科で習熟度別のクラス編成をしているケースは多い。 一方、中堅校の場合は「コース制」を採り入れている学校が多数派だ。その理由は大きく2つある。 ●入学者の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く