バチカン市国で行われたローマ法王(右)の一般謁見で、壇上に上がり、法王の脇を通り抜ける男の子(2018年11月28日撮影)。Vincenzo PINTO / AFP 【11月29日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)で28日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)による週例の一般謁見(えっけん)の際、アルゼンチン人の男の子が法王と遊ぼうと母親の手を逃れ、壇上に飛び出す出来事があった。法王は「彼は自由だ」と述べ、参列者らに対し、「われわれは皆、神の前で自由であるべきだ」と語った。 【編集部おすすめ】ローマ法王、高度1万1000メートルでチリ人カップルの結婚式 イタリアメディアによると、男の子の母親が謝罪し、この子が自閉症であることを伝えたところ、法王は居合わせた参列者らに「この子は話すことができない。口が利けない」と述べ、「だが彼は意思を伝え、自らを表現する方法を