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ブックマーク / qzm03354.hatenablog.com (6)

  • 大学で育成すべき“ジェネリックスキル”とは何か? - QZM03354の日記

    ご無沙汰しています。ブログの更新がかなり止まってしまっていました。 さて、岡山にある「つながる地域づくり研究所(http://www.tsunaken.net/)」というところが発行している地方自治体情報誌“つな研ナビ”の第35号(12月発行予定)に、「大学で育成すべき“ジェネリックスキル”とは何か?」というテーマで寄稿しました。来は会員しか読めないのですが、転載を許可していただいたので、ブログにも掲載します。 つな研の代表理事の一井暁子さんは、元岡山県議会議員で岡山県知事選にもチャレンジしたパワフルな方。実は僕とは小学校1・2年と中学校の同級生です。小学校1年の時から抜群に頭が良かった人で、岡山の未来を切り開く注目人材の一人だと思っています。一井さんとはFacebookが縁で再びつながり、僕もいろいろご相談させてもらったり、このように文章を寄稿したりということが始まりました。 さて、昨

    大学で育成すべき“ジェネリックスキル”とは何か? - QZM03354の日記
    high190
    high190 2014/12/24
    「ジェネリックスキルは学習の“結果”や“副産物”として身につくものが多い」
  • いわゆる「社会人基礎力」に関するメモ - QZM03354の日記

    今回の記事は、私の仕事上考えていることを、忘れないうちにメモにしたものです。一気に書いたので読みにくいと思います。 すでに、専門家の間では散々議論されつくされていることだとは思うのですが、「私個人としては、社会人基礎力をこんな風に理解している」という個人的なまとめのようなものです。 - ・経産省のいう「社会人基礎力」とは、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」をあらわす概念である。これには、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームではたらく力」の3つの力で構成されている。 ・この社会人基礎力の源流は、(詳しく調べたわけではないが)OECDが2003年にまとめたキー・コンピテンシーである可能性が高い。OECDは先進国を中心として90年代以降注目されたスキルを「道具を相互作用的に用いる」「異質な人々の集団で相互に関わりあう」「自律的に行動する」の3つにまとめている

    いわゆる「社会人基礎力」に関するメモ - QZM03354の日記
  • 大学でbe動詞を教える授業のレベルは低いのか? - QZM03354の日記

    大学でbe動詞教える授業、文科省が改善要求 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) こういう大学の授業のレベルの問題は時々話題になります。僕自身、以前も、twitterでとある大学のシラバスの件で議論になり、「あのシラバスの意味するもの」というまとめを作っていただいたこともあります。 いわゆる初等・中等レベルの内容が大学の授業で行われていることについて、あらためて考えてみたいと思います。こういう問題は、わりと議論が沸騰しがちなので、今回は話を整理したいと思います。 まず、大前提として、50%をこえる進学率と、推薦入試等による大学の青田買いの結果、低学力学生が大学に入学しているのは事実です。それは、大学の責任でもありますが、そういう学生が大学教育を必要としている、もっと言えば、大学進学以外の選択肢がない、というのも、これまた日の現実なのです。別の角度から見れば、かつてだと大

    大学でbe動詞を教える授業のレベルは低いのか? - QZM03354の日記
    high190
    high190 2014/02/13
    「大学としてすべての授業の方向性や枠組みを設定していないから、アホ教員が目もアテられない授業をやってしまい、しかもそれを放置している」
  • 中退問題の前提 - QZM03354の日記

    中退問題、思いがけない反響を頂いてびっくりしています。このA大学のAくんは完全なフィクションなのですが、どうも多くの人の心の琴線に触れる何かがあったみたいですね。今度はC大学のC君を登場させようと考えています。A君よりさらに勉強ができず、家庭状況は変わらず、アルバイトも始めるのですが、それでも退学せずに頑張ることができる機会を与えようと努力している大学を舞台にしたいと思います。こちらももちろんフィクションです。 さて、このブログで大学の退学者問題を扱ったのは、多くの人に退学者問題の現状をお伝えしたいと思ったからです。そこで、ある種の典型例としてAくんを登場させてみました。現場で格闘している大学教員の方々からは「大変リアルだ」と好評でしたが、中には大学教員自身でも、多くの学生がこういうプロセスで中退に至っていることを知らない人も多いと思います。ましてや大学関係者以外の方からみたら、理解できな

    中退問題の前提 - QZM03354の日記
    high190
    high190 2014/02/07
    「グローバル化とITの発達によって、日本社会から高卒職が激減、あるいは非正規社員化したことで(中略)経済的な余裕のない家庭も含めて大学進学率が急増」
  • 大学退学率と就職率についてシミュレーションをしてみた - QZM03354の日記

    前回の記事で、退学問題を事例風に紹介しました。 実は、前回紹介した表には続きがあります。 1学年あたりの定員が500名のA大学では、退学率が3.0%です。すると、4年生の段階では443名となり、卒業時には(少なく見積もって)留年が1割出るとして398名になります。4年間で退学者は累計57名です。結局、入学者のほぼ8割(79.9%)が卒業することになります。逆に言えば、4年間で8割しか卒業できないともいえるでしょう。 さて、問題はここからです。 まず、A大学からは大学院進学者が、少し少ないかもしれませんが、5%いるとします。同じ大学の大学院や他大学の大学院に進学する人もいます。そうすると進学者は20名です。 残りは378名です。しかしこのうち全員が就職活動をするわけではありません。実は就職希望者は295名しかいません。実に2割以上の80名が就職を希望していないことになっているのです。その内訳

    大学退学率と就職率についてシミュレーションをしてみた - QZM03354の日記
    high190
    high190 2014/02/01
    実に生々しくも現場を良く捉えていると思います。
  • 大学の退学率の意味とは - QZM03354の日記

    大学中退:文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討(毎日新聞 2014年01月31日) というニュースが話題になっています。 よく大学の就職率が話題になりますが、大学関係者にとっては、実は「退学率」こそが深刻な課題として受け止められていることが多いことでしょう。中堅以下の多くの大学では、2000年前後から退学率が上昇したという経験をしているはずです。進学率40%を超え、これまで大学が想定していたよりもさらに多様な学生が入学するようになり、大きなミスマッチが顕在化した時期です。初年次教育という考え方もほとんどなく、多くの大学は、退学問題に手をこまねいていたのではないかと思います。 すぐに、退学問題は大学経営的な視点から問題だと考えられるようになりました。それはそうです。たとえば毎年3%の学生が退学していけば(これは現在の平均的な私大の状況です)、4年間で1割以上の学生が消えていくことにな

    大学の退学率の意味とは - QZM03354の日記
    high190
    high190 2014/02/01
    良記事。芦田先生の意見を踏まえて書いたのかな。「退学率の高い大学は、「教育改革こそが最大の退学者対策」という言葉を今一度真剣に考える必要がある」
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