■[dojin][book]HajouHAKAGIX 美少女ゲームの臨界点 買った。2700円も出すのってどうよ?とお思いでしょうが、日記のネタに、と思えば相当安いものですよ? つーか、ここを読んでいる人はこの本について気になっているでしょ? けどネット界隈だと、東浩紀周辺についての扱う人は(どうでもいいと思っている人以外)賛美する人か冷笑する人達のどっちかばかりで、それ以外の人が淡々と語るってのが少なくなっているのでなかなか難しいでしょ? というわけで俺の出番なわけですよ。 先に言っておくと面白かった>Hakagix。 付属のエロゲー年表を「雫」からスタートしているところからすでに意図的な本なので、この本に正確な評論を求めてはいけない。とは言っても、哲学の歴史をソクラテスから始めるような史観なのである種の整合性を持ってしまうんだよな。西崎秒弥ら辺のエロゲー卑語派の発展とかも面白いんですけ