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プロパティの(価)値 前回予告したとおり、今回はカジュアルな話題です。題して“The value of the property”。「プロパティの値」とも「プロパティの価値」とも邦訳できますが、その双方の意味を込めています。 しかしそもそも「プロパティ」って何でしょう? iOSの辞書によると(図1)、「財産」「不動産」「属性」「所有権」そして一周回って「プロパティ」と出てきますが、いずれも共通しているのは「固有の何か」。たとえばファイル。ファイルの内容が「値」なら、ファイル名や更新日時などのメタデータは「プロパティ」。「固有値」という訳がよさそうなのですが、この言葉は数学における“eigenvalue”という言葉に「取られて」しまったおかげか、ITの世界では「プロパティ」というカタカナで落ち着いたようです。 図1 iOSの辞書でプロパティを検索 値の中の値
おつかれさまです. 僕はあまり深層学習に関して記事を書くことはないのですが,ちょっと気になった論文があったので紹介します. [1711.00165] Deep Neural Networks as Gaussian Processes 論文はGoogle Brainの研究者らによるもので,NIPS2017 Bayesian Deep Learning WorkshopICLR2018にacceptされています.実は深層学習をガウス過程(Gaussian process)で構築するのはこの論文が初出ではないのですが,論文ではベイズ学習,深層学習,カーネル法を簡略かつ包括的に説明している内容になっているので非常に参考になります. さて,「深層学習はガウス過程」というのはちょっぴり宣伝的なタイトルにし過ぎてしまったのですが,もう少しだけ正確に論文の要点をまとめると次のようになります. 背景 単一
以前、最小の ASP.NET Core アプリケーションの Docker コンテナを Heroku で動かせた。 ただ、ASP.NET Core MVC アプリケーションでは、Heroku 上で NuGet パッケージの復元を実行しようとしていて失敗。 NuGet パッケージの復元で失敗するのなら、復元の必要が無いように、発行したアプリから Docker イメージを作ってしまえばいいかもしれない。 再挑戦してみる。 Heroku CLI をインストール 新しい MacBook Pro に Heroku CLI が入ってなかったので、Homebrew でインストールする。 brew install heroku/brew/heroku Heroku にログイン heroku login heroku container:login ASP.NET Core MVC プロジェクトを作成 最小の
CDやアルバムが売れなくなったと言われて久しい。アメリカでは1999年からCDの売り上げは下降線を辿っているし、日本でも音楽CDとしてのミリオンセラーを望むのは今や困難な状況。しかし一方で2000年代から本格化したインターネット時代は、画期的な音楽配信サービスを産み落とした。iTunesなどのダウンロード、Spotifyなどのストリーミング、YouTubeなどのネット動画は、聴き手にとって好きな曲や興味のある曲だけを気軽に(金銭的にも)楽しめる環境を整えてくれた。 これによって従来のアルバムの持つ物語的な意味合い(楽曲の並べ方)が薄くなってきた。アーティストがレコードやCDのセールスで十分稼げた時期はとっくに終わった。アルバムを売るためのツアーやビデオが全盛だった70年代や80年代とは違って、今は逆にツアーがアーティストにとって収入の要だと言われる。2014年に話題になったU2のアルバム無
Clojureコマンドラインツールとその中核ライブラリであるclojure/tools.depsは、2016年のClojure/ConjキーノートSpec-ulationで述べられているように、Rich HickeyにとってClojure、Datomicに続く新たな開発テーマとなっています。 現時点のclojure CLIはLeiningenと比較すると遥かにシンプルです。Leiningenの代替として、日常の開発で普段使いができるか、試してみることにしました。Tipsを順次追加していく予定です。 Gitプライベートリポにアクセスするための設定 LeiningenはMavenと同様、アーティファクトをJarにパッケージングし、Mavenリポジトリ(またはClojars)にJarをアップロードするというモデルになっています。Clojure CLIは、Jarにパッケージすることなく、Gitリポ
昨年末のAdvent Calendarで2回に分けて紹介したsituated-program-challengeのClojure/Duct版実装とHaskell/Yesod版実装ですが、そこではもともとの課題のうちRESTサーバしか実現できていなかったため、今回新たにRESTクライアント実装についてご紹介します。 Clojure/Duct版RESTサーバ: lagenorhynque/situated-program-challenge/rest-server at clj-version1 ClojureのDuctでWeb API開発してみた - Qiita Haskell/Yesod版RESTサーバ: lagenorhynque/situated-program-challenge/rest-server at hs-version1 ClojurianがHaskellでWeb API
DeepLearningは最近ブームであり,その有名なライブラリとしてTensorflowがあります. この記事ではDeepLearningの基本的な部分を数式を使って書き下すこととTensorflowの使い方を紹介します. 今更っていう気もしますが…,そこは気にしないでおくことにします 主な対象はベクトル空間やテンソル積等をある程度知っているけれど,DeepLearningは知らない人です. なので表記も大学の数学でよく出てくるものしています. なおニューラルネットワークの積分表現には触れません. 三層パーセプトロン ニューラルネットワークの基本的な形の一つである三層パーセプトロンを定義します. 定義 (三層パーセプトロン) 行列$W_1 \in M_{n_0 n_1}(\mathbb{R}),W_2 \in M_{n_1 n_2}(\mathbb{R})$とベクトル$b_1 \in \
この記事は完成していません 更にコードに誤りがあったりして修正されていなかったりするので、一度整理されるまで落とすかもしれません この記事の内容 プログラマが美しい言語を求めて最終的にたどり着く言語、LISP。 プログラミング言語を作るということは、難しいと思われがちですが、実際のところ読み取った文字列を解釈するプログラムを作成するだけで独自の言語を作ることができます。 ただし、プログラミング言語として利便性を実用レベルまで持っていくのは通常、容易ではありません。しかし、Schemeであれば比較的実装が簡単かつ高度な言語を作ることができます。 Schemeはシンプルさとパワフルさの両方を兼ね備えたLISP方言の言語であり、ミニマルな仕様から世界で最も実装される言語です。今回はそんなSchemeをJavaScriptに実装します! 最終的な目標は、ブラウザにCUIを表示して対話形式でSche
あけましておめでとうございます。 例年、Apache HadoopやApache Sparkを中心に並列分散処理ミドルウェアの動向や展望についてご紹介しています。 今年は NTTデータに所属する 岩崎正剛(Hadoopコミッタ)、猿田浩輔(Sparkコミッタ)、鯵坂明(Hadoopコミッタ/PMC)の3名でディスカッションした内容を元にお伝えします。 ディスカッション中の岩崎正剛氏 Hadoop 3.0リリース 昨年の新春特別企画では、「2017年はHadoop 3.0がリリースされる年になるはずです。」と書きましたが、Hadoop 3.0.0が2017年12月13日にリリースされました。2017年の間に3.0.0-alpha2、3.0.0-alpha3、3.0.0-alpha4、3.0.0-beta1とリリースを重ね、なんとか2017年内に間に合った格好です。 2016年にリリ
はじめに 本記事の構成図です。 本記事の構成図 以下の項目について解説していきます。 アプリケーションのデプロイ Production用とDevelop用のServiceをデプロイ Nginx(Deplyment)のデプロイ Ingressの設定 動作確認 第1回や第2回に比べると構築しなけらばならないことが多く大変ですが、アプリケーションを運用していく上でこのような機能があるとないとでは開発や運用の効率が変わってくるので頑張りましょう! 対象読者 Linuxの基本的なコマンドが使える方 Dockerの使用経験がある方 Kubernetesを使ったことがない技術者 検証環境 Kubernetes側の環境 Google Container Engine 1.7.6 Kubernetes 1.7.6 クライアントの環境 macOS Sierra 10.12.6 kubectl 1.7.6 アプ
はじめに 第2回まではSwift 3、4でのプログラムの新しい書き方や追加されたよく利用する新しい機能について説明しました。第3回のテーマは「実際にアプリ内の画面を動かす際の処理」です。iOSアプリで動的な画面を表示するための基本的な処理である、パラメータの受け渡しとデリゲートについて、サンプルを用いて説明します。また、パラメータの処理に関して、Swift 3以降で仕様の固まった新しい文法も紹介します。各項目で説明する内容についてのSwiftのバージョンは【】内に記します。 本連載はアプリ開発の最初に知っておくべき基本的な事柄の説明をメインテーマとしています。内容によっては、Swift 4以前のバージョンに触れることや、Swift自体の言語仕様などには説明が及ばないこともご了承ください。本連載以上の各種情報は末尾の参考文献等を参照してください。 対象読者 本記事は、次の方を対象にしています
iPhone Xの購入 本稿を読者のみなさんがお読みになるのは年末年始ですが、その1月前の執筆現在、今年出る予定のApple製品は、HomePodが延期されてあますところiMac Proだけとなりました。最大の目玉であるiPhone Xも、品不足で来年になるかと危惧したものの、筆者の手元に届いており(写真1)、animojiがはかどっております(図1)。 写真1 iPhone Xラインナップ 図1 animoji iPhone Xと言えばホームボタンがなくなったことと、「全画面-顔面センサー=鬼ディスプレイ」のほかにも、本体価格がついに$1,000の大台に乗ったことも話題となりました。ストレージ256GBの上位機種にいたってはMac Bookとほとんど値段が変わりません。それだけの価値はあるのでしょうか? できることを列挙するのであれば、MacBookはiPhoneの足元にも及び
Excelにはバージョンごとに様々な機能が追加されています。古いバージョンを使い続けていると,いつものやり方に慣れてしまって,便利な新機能に気づかないということもあります。 今回紹介するのはフラッシュフィル。Excel 2013から追加された機能ですが,まだ意外に使われていないようです。 まずはフィル機能のおさらい フラッシュフィルを紹介する前に,よく知られている「フィル」機能についておさらいしておきます。フィル機能は入力支援機能。例えば,数字の連続データを入力したいときなどに利用します。 ① 先頭の数字を入力します。 ② 入力したいセル範囲を選択します。 ③[ホーム]タブの[編集]グループにある[フィル]をクリックします。 ④[連続データの作成]をクリックします。 ① 連続データが入力されます。 なお,通常は,リボンからボタンをクリックして操作することはないでしょう。セルのフィルハンドル
H2O の CI では長らく、秘伝のタレ的な .travis.yml を使い続けてきたのですが、なにぶん依存関係が多いもので、だいぶメンテナンスが辛い感じになってきていました。また、CI テストで発生したエラーの調査の度に、時間のかかる CI を回さなければならないことが、開発者のストレスとなっていました。 そこで一念発起して、Docker イメージを使った CI に切り替えることにしました(実行環境としては引き続き Travis を使います)。 その際に、要件として以下のようなことを考えました。 CI以外に、コミット前のテストにも使えるようなイメージにすること コマンド一発でビルドとテストが動作すること 無駄な処理をしないこと その結果、以下のような実装になりました。 テストに必要なソフトウェア群をインストールしたイメージを Docker Hub にアップロードしておく テストには、1.
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