農林水産省の食肉鶏卵課の課長さんが「報告があります」とぼくの事務所に訪ねて来てくれました。 ぼくは、以前から「黒豚」の定義を「バークシャー純粋種の豚肉のみを『黒豚』と表示できるものとする」(平成11年農水省畜産局長通達 食肉小売品質基準)という現在の定義から、「国内産の」という限定をつけて「『国内産の』バークシャー純粋種のみを『黒豚』と表示できるものとする」に改正すべきである、という主張をしていました。 なぜなら、「黒豚」というのは国内の生産者が一生懸命、鹿児島を中心として育ててきた日本語のブランドであり、このブランドのイメージにフリーライドする外国産バークシャーを黒豚のブランドとしないことは、農産物のジャパンブランド化にとって大事なことだからです。 外国産バークシャーは、バークシャーブランドとして売れば良いのです。 平成17年5月18日の農水委員会で、この議論を農水省さんとさせていただき