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ブックマーク / courrier.jp (5)

  • “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」

    言語学・言語哲学の大家でありながら、政治やメディア批評も旺盛におこなってきた米マサチューセッツ工科大学(MIT)名誉教授のノーム・チョムスキー(91)。「世界最高の論客」とも呼ばれる彼は、2020年米大統領選とアメリカの未来、そして今後の中東情勢をどう見ているのか。イスラエル紙「ハアレツ」がインタビューした。 ノーム・チョムスキーは大統領選挙に先んじて、自身がジョー・バイデンに投票するつもりであり、アメリカの革新派の人々も同じことをするだろうと、繰り返し語ってきた。11月3日より前に行われた米オンラインメディア「サロン」のインタビューで、伝説的な知の巨人たる言語学者はこう語っていた。 「私は反トランプ側に投票するつもりですよ。現状の二大政党制では、反トランプ派に投票しようと思ったら、民主党支持に舵を切るしかないという現実的な問題はありますが」 選挙はバイデンの勝利に終わったが、選挙直後に行

    “知の巨人”ノーム・チョムスキー「トランプはアメリカ人の精神性をよく知る、熟練の政治屋だ」 | 急進派の大御所が語る「大統領選とこれからのアメリカ」
  • アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない

    人や中国人、韓国人を含むアジア人は肌の色が黄色い「黄色人種」と呼ばれる。だが、歴史をひもといてみると、アジア人の肌が「黄色」だという認識が広がったのは19世紀になってからだった。 国立台湾大学外国語学部のマイケル・キーバック教授が解説する。 16世紀にはアジア人は「白人」だった 東アジア人は、いかにして「黄色人種」と呼ばれるようになったのか──。実は「黄色人種」という分類は、世界の人種をマッピングした結果にすぎず、実際の肌色とは何の関係もない。 16世紀に東洋人と西洋人が交流し始めたころ、西洋からの旅行者や宣教師、大使らは、東洋人に言及する際、たいてい「白人」と言っている。19世紀まで肌色は人種の特徴としてそれほど認知されていなかったので言及自体がめったになかったが、東洋人については幾度となく、「私たち(西洋人)と同じくらい白い」と表現されていた。 「黄色」という言葉は18世紀末に使わ

    アジア人の肌はいつから「黄色」になったのか─16世紀は「白人」だった | 人種は空想の産物にすぎない
  • 架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される

    理想郷(ユートピア)とは正反対の近未来「ディストピア」を描く小説映画は、観賞者を怖がらせる同時に魅了してきた。しかし最近の研究の結果、こうした作品が人の倫理観や政治思想に、少なからず影響を与えることがわかっている。暗くも刺激的なディストピアを見た人間の心理には一体何が起きるのか? ディストピアが流行ると何が起こる? 人間は物語を伝える生き物だ。そして私たちが語る物事は「人間としてどのような役割を担い、世界をどう見るべきか」を考えるうえで大きな影響を及ぼすものである。 昨今、ディストピア小説の人気が高まり続けている。9000万人以上のユーザーを抱える「Goodreads.com」(好みに合わせてを紹介してくれるサイト)によると、2012年、「ディストピア」と分類されたのシェア率は過去50年間でもっとも高かった。 ブームの始まりは2001年9月11日のアメリカ同時多発テロの後と考えられ、

    架空の物語であるディストピア小説は、人の倫理観をここまで変えていた | 凄惨な事実よりも「作り物」に心を支配される
  • かつてテクノロジーは雇用を生み出してきたが…これからAIは「人間の仕事を奪う」のか?

    人工知能AI)の進化にともない、これから多くの「仕事」が消えていく、との予測が話題を集めるようになった。 歴史的には、古い産業が消えた一方で新しい産業が多くの雇用を生み出す、ということもあった。だが、今回ばかりは様子が違うのではないか。なにしろ、AIが可能にしたテクノロジーの進化は、予想を超える速さで進行しているのだから──。 楽観論者・悲観論者それぞれに取材を重ねたことで見えてくる、「AIと雇用」の未来。 ルーティン・ワークが消える イーゴリ・バラニ博士はサンフランシスコにあるオフィスで腰をかけたまま、医療用スキャンを呼び出した。 ここは、X線やCTスキャンといった領域の画像分析で高い技術を誇る「エンリティック」社。同社CEOのバラニは、ディープラーニング(深層学習)を医療に適用するという新規プロジェクトの中心を担っているのである。 実は画像認識において、すでにディープラーニングは神業

    かつてテクノロジーは雇用を生み出してきたが…これからAIは「人間の仕事を奪う」のか?
  • ピクサーに入社して受けた洗礼「あなたはスティーブ派でしょう?」 | 元最高財務責任者が振り返るピクサーの黎明期

    ピクサーには1995年2月に着任した。スティーブからなにをしろという具体的な指示はなし。エドが出迎えてくれて、最初の2~3日、社内を案内しては中核メンバーを紹介したり私の役割を説明したりしてくれた。 みな、温かく迎えてくれ、「歓迎しますよ。困ったことがあったら言ってください」みたいなことをあちこちで言われた。ただ、どうもしっくりこないものがある。みな、愛想もよければ礼儀正しくもあるのだが、なんとなく距離を置かれている気がするのだ。 最高財務責任者を得たのに盛りあがらないというか、受け入れの努力もあまりないように感じる。お昼を一緒にという誘いもあまりないし、カレンダーの予定もぜんぜん増えない。別に鳴り物入りの大歓迎を期待していたわけではないが、これはさすがに平常運転にすぎるだろう。 前回の転職時、私のカレンダーはすぐに予定でいっぱいになった。私に早くなじんでほしいとみなが思ってくれたからだ。

    ピクサーに入社して受けた洗礼「あなたはスティーブ派でしょう?」 | 元最高財務責任者が振り返るピクサーの黎明期
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