最近、特に米国を中心にユーザー数を急速に伸ばしている、画像の収集や共有をメインにしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「Pinterest」。前回は、このPinterestについて、企業が自分たちのビジネスに対して、どのように活用をしているかを、いくつかのパターンに分けて解説してみた。 その活用方法は、自分たちが所持しているビジュアルコンテンツの公開先としての活用を軸にしつつ、自社のブログや企業サイトへの誘導につなげたりするという形が中心になっている。だが、それだけで本当に「活用」といえるのか、と懐疑的な見方をする人もいるかもしれない。はたしてビジュアルコンテンツを淡々と公開するだけで、ブランディングや、サイトあるいはブログに対してトラフィックをもたらすことができるか、という点については疑問も多い。実際に公開しているものを見ても、画像や映像といったビジュアルコンテンツと少々のキ