ナタリー 音楽 特集・インタビュー Hermann H.&The Pacemakers Hermann H. & The Pacemakers「THE NOISE, THE DANCE」インタビュー 2014年1月27日 2012年2月、約7年ぶりのライブを東京・LIQUIDROOM ebisuで開催し、チケットが即完売となる中で奇跡の復活を遂げたHermann H. & The Pacemakersが実に10年ぶりとなる新作「THE NOISE, THE DANCE」を完成させた。マシータ(Heavenstamp / ex. BEAT CRUSADERS)、山下壮(LUNKHEAD)などのサポートメンバーに加え、中村一義、町田昌弘(100s)、あずままどか、ヨースケ@HOMEがゲスト参加した本作は、ヘルマン特有のオルタナ / ミクスチャー感覚が気持ちよく炸裂した充実作となった。 今回ナタ
Hermann H.&The Pacemakers(以下:ヘルマン)とは、1998年に結成され、翌年ワーナーインディーネットワークからリリースしたミニアルバム『HEAVY FITNESS』を発表すると同時に、独特のメロディ・センスや日本語と英語をバランス良く散りばめた歌詞、そしてウルフというステージのまん中で踊りまくる人がいたりと話題が話題を呼び、一気にライブハウスシーンの最先端に上り詰め活動をしていたバンド。しかし、2005年活動休止を発表。そこから7年の月日が経った2012年、一夜限りの再結成ライブを恵比寿リキッドルームで開催、6月には待望の活動開始と、その後2003年に脱退した平床政治(ギター)の再加入が発表された。今年3月には、新曲が1曲収録された全22曲入りのベスト盤『The Best Of Hermann H.&The Pacemakers』をリリースし、4月には大阪と東京でリ
夢は再び動き始めた 1999年に颯爽とCDデビューし、その奔放なスタイルと圧倒的なオリジナリティが詰まったサウンドでシーンを賑わせたHermann H.&The Pacemakers。時代にフィットしようともせず、類まれなポップネスと優れたセンス、ニヒルな視点を併せ持って疾走した彼らは、多くの支持を得つつも2005年に活動を休止。「あんなバンドは二度と現れない」と数多くのリスナーを悲しませたが、2012年に見事復活を果たして昨年のベストアルバムリリースに続き、遂に3枚目となるフルアルバムを完成させた。誰もが待ち侘びていた彼らの新作は、みずみずしい鮮度で鳴り響く痛快なヘルマン・サウンド全開。リリース後は待望のツアーも決定。ずっと止まったままだった夢が、再び動き始めた。 「ヘルマンというバンドが生み出す核みたいなところには俺と平床が居て、それを爆発させるためにメンバーが居る」 ●昨年6月の活動
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