神奈川県の箱根山に火口周辺警報が発表され、大涌谷周辺に避難指示が出されてから6日で1年になります。去年11月に火口周辺警報は解除され観光客が戻りつつある一方で、避難指示は維持され、70軒の宿泊施設では温泉が止まったままになっているなど、影響は続いています。 去年11月に火口周辺警報は解除され、先月23日には「箱根ロープウェイ」が大涌谷駅までの運行を再開したことなどから、徐々に観光客は戻りつつあります。火口周辺警報が出されてから1年となる6日、箱根観光の玄関口、箱根湯本では、大型連休ということもあって、土産物などを買い求める多くの観光客の姿が見られました。 一方で、火山ガスの濃度が高い状態が続いているため、大涌谷周辺の避難指示は維持され、半径400メートルから500メートルほどのだ円形の区域への立ち入りは禁止されたままです。「箱根ロープウェイ」の運行が制限されたままのほか、大涌谷の施設から温