路線途中の終点駅が廃駅になる!? 廃線ならともかく、どうして途中の終点駅が廃駅になるのか? 北海道・石北本線の「金華(かねはな)」駅。正直、耳にした時は全く意味が分からなかった。4年前の9月初旬、その意味を知りたいがため、秋の訪れを感じる北海道までわざわざ足を運んだ。同時期に鉄道ファンには有名だった「白滝シリーズ」の廃駅発表もあったため、こちらへも。2回に分けてお伝えします。 行き止まりの終着駅が好きだが、路線途中にある終点の駅にも多いに関心がある。首都圏ならば、東北本線の小金井、近畿圏なら山陽本線の網干など枚挙にいとまがない。宇都宮行きや姫路行きなら想像がつくが、少し手前の小金井、少し向こうの網干となると、現地にお住まいの方には誠に申し訳ないが、ちょっとイメージがわかない。 となると、一体どういうところなのかを見に行きたくなる。そしてたどり着くと、そのほとんどは車庫のある駅だ。もうひとつ