新型コロナウイルスのPCR検査に向けた相談の目安について、厚生労働省は「37度5分以上の発熱が4日以上」などとしてきたこれまでの内容を見直し、息苦しさや強いだるさといった症状があればすぐに相談するよう呼びかけることになりました。 厚生労働省は現在、「37度5分以上の発熱が4日以上続く場合」などを相談の目安としていますが、専門家から受診の過度な抑制につながりかねないとの声が出ていることも踏まえ、目安を見直すことになりました。 新たな目安では「37度5分以上」といった具体的な数値は示さず、 ▽「息苦しさや強いだるさ、それに、高熱などの症状がある場合」や ▽「高齢者や基礎疾患があるなど重症化しやすい人で発熱やせきといった比較的軽いかぜの症状がある場合」はすぐに相談するよう呼びかけるとしています。 厚生労働省は新たな目安について週内にも、全国の自治体に周知することにしています。