故スティーブ・ジョブズが日本を愛したことはよく知られています。 寿司や蕎麦を愛し、若いときには出家することさえ考えたジョブズ。禅宗の寺社が多く存在する京都は特にお気に入りだったようです。 今回、ジョブズが京都で定宿にしていた「俵屋旅館」に泊まってきました。 2012年に京都でジョブズ会を開いてから5年。ようやく夢が叶ったのです。 京都で「老舗宿の御三家」と呼ばれる旅館の一つがこの俵屋。 創業から300年、他の御三家である炭屋、柊家と比べても圧倒的な歴史を誇る旅館です。 歴史的には岩倉具視、伊藤博文、木戸孝允、大久保利通、そして長州の毛利公、水戸徳川公なども投宿したとか。 ちなみに大河ドラマの第1作目でもある『花の生涯』では、井伊直弼の懐刀となる長野主膳が京都の定宿にしており俵屋が度々登場します。 さて、いざ俵屋へ。