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池田信夫に関するhiroki-uのブックマーク (16)

  • 「沈まぬ太陽」の手法について - extra innings

    池田信夫氏が、“「沈まぬ太陽」は100%フィクション”と題した記事をお書きになっておられる。笑うべきだろう。 そもそも「沈まぬ太陽」は小説であって、ドキュメンタリーではない。小倉寛太郎氏の話ではなく恩地元の話である。そういう意味では「100%フィクション」であるのは最初から分かりきったことだ。 ただし、翻案した事実については、100%フィクションではない。 池田氏は吉高諄氏の発言を引いて、小倉氏の人格を否定しているが、100%フィクションと分かりきっているものを否定するのに実在人物の証言を引用するやり方自体ナンセンスだろう。 そもそも吉高発言の真偽を池田氏はどうやって検証したのか。 仮にそれが事実であったとしても、労使交渉とはそういうものであって、それが労働組合委員長の正しい姿であろう。 私も小倉氏がただ単純に理想主義的な、完全善玉であるとは思ってはいない。そういう人間はどのような組織であ

    「沈まぬ太陽」の手法について - extra innings
  • 池田信夫 blog:「沈まぬ太陽」は100%フィクション

    「沈まぬ太陽」は100%フィクション 山崎豊子氏の小説「沈まぬ太陽」が公開され、その素材となったJALが存亡の危機に立つ絶好のタイミングとあいまって話題を呼んでいる。私は映画は見ていないが、小説は昔、少し読んで投げ出した。フィクションと割り切ればいいのかもしれないが、「モデル小説」としてはあまりにもバイアスがひどいからだ。 私は123便の事故のとき取材班の一員だったが、山崎氏の描いているように小倉貫太郎(小説では恩地元)が救護の指揮を取った事実はない。彼は当時から「アフリカ生活10年」の有名人だったが、それは山崎氏の描いているようなヒーローとしてではなく、「日共系組合の委員長として極左的な方針をとり、労使関係をめちゃめちゃにした元凶」としてだ。ところが山崎氏は彼を小説では徹底的に美化し、9年前のインタビューではこう語っている:彼だって人間ですもの、つらかったと思いますよ。仲間も言います。

    hiroki-u
    hiroki-u 2009/10/26
    フィクションね。
  • ライブドアに引っ越します - 池田信夫 blog

    5年前にこのブログをgooで始めたのは、たまたま私がフリーメールのアカウントを持っていたからにすぎないが、始めたころ10万ぐらいだったgooブログの数も、今では130万を超えた。その中で当ブログは、アクセスランキングではだいたい2位か3位。ビジターも1日2万から3万の間で安定している。 ただgooブログは、javascriptが使えないなど使いにくく、システム管理者にいくら言っても改善してくれないので、BLOGOS仕事を引き受けたのを機会に、個人ブログもライブドアに引っ越すことにした。新しい...

  • 大収縮1929-1933 - 池田信夫 blog

    Friedman-Schwartzの古典(の第7章)が初めて訳された。書はケインズの「総需要の低下によって通貨供給が減った」という説明を逆にして、FRBが通貨供給量を絞ったことが金融収縮をまねいて大恐慌をもたらしたことを定量的データによって証明したものだ。その後も書については大論争があったが、Bernankeも基的にFriedman-Schwartzが正しかったと結論している。FRBに引き締めの意図はなかったが、当時は金位制だったため、金の流出を避けるために金利を引き上げたことが通貨供給...

    hiroki-u
    hiroki-u 2009/09/26
    経済学は大した学問ではないが、それを知らないことは大きな災難をもたらすのである。
  • アゴラ : 「地域間格差」はもっと拡大すべきだ - 池田信夫

    自民党総裁選では、谷垣禎一氏と西村康稔氏が「小泉改革が地方経済の疲弊や格差を生んだ」と批判する一方、河野太郎氏が小泉改革を継承する姿勢を打ち出し、争点が明確になってきました。谷垣氏と西村氏が「地方」を強調するのは、国会議員票より多い地方票を意識してのことでしょうが、はたして今までのように地方に補助金をばらまくことが「地方の重視」になるのでしょうか。 そもそも地域間の格差が拡大したのは、小泉政権が原因ではありません。前にも紹介した図のように、地方から都市への人口流入は戦後、一貫して続いています。90年代に地方の公共事業によってわずかながら逆流し、小泉政権が公共事業を減らしたため元に戻りました。これによって地方の土建業が苦しくなったことは事実でしょうが、無駄な公共事業をいつまでも続けることは不可能であり、これは戦後ずっと続いている長期トレンドに戻っただけです。 この人口の都市集中が都市と地方の

    アゴラ : 「地域間格差」はもっと拡大すべきだ - 池田信夫
  • Agora Platform

    経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム

    Agora Platform
  • 「第5権力」としてのウェブ

    総務省の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」は9月26日、地上デジタル放送のB-CASを見直すことを決めた。6月にまとめられた第5次答申では「消費者や権利者の立場からB-CASについてさまざまな指摘が行なわれた」ことを理由に廃止の方向を打ち出している。放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった。 B-CASがなくなると、ダビング10の信号は受信機で無視できるようになるので、これをどうするかが焦点だ。デジコン委員会の村井純主査(慶應義塾大学教授)は「技術と契約」で対応する方針を示した。しかし、法律で強制しない限り、ダビング10に対応するかどうかは受信機メーカーの自由だ。国内メーカーが(放送局の圧力を恐れて)ダビング10を採用しても、海外メーカーが「ダビング10なし」を売り物にして乗り込んでくる。ダビング10も実質的に廃止(任意の規格)に

    「第5権力」としてのウェブ
  • ガラパゴス化が進む日本のウェブ - 池田信夫の「サイバーリバタリアン」

    先週の月曜の朝(日時間の夜)、リーマン・ブラザーズ破産のニュースが世界を揺るがした。この日ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のウェブサイトにアクセスした世界のビジネスマンは、もう一つの事件に気付いただろう。それまで有料だったWSJのサイトが、一部無料になっていたのだ。 主なニュースはほとんど無料で読めるが、金融業界のテクニカルな情報などに限って有料購読者のみが読めることを示す、鍵のマークがついている。これは昨年、WSJの親会社ダウ・ジョーンズを買収したニューズ・コーポレーションのCEO(最高経営責任者)ルパート・マードックの、アクセスを増やしてニューヨーク・タイムズ(NYT)に追いつくための戦略だ。有料サイトでは、検索エンジンからリンクされないからだ。 そのNYTも昨年、一部有料だった過去の記事やコラムを全面無料化し、ブログを設けるなど刷新した。最近できたTimes Topics

    ガラパゴス化が進む日本のウェブ - 池田信夫の「サイバーリバタリアン」
    hiroki-u
    hiroki-u 2008/09/24
    また、ここにもガラパゴスが!
  • 地球温暖化詐欺 - 池田信夫 blog

    コメントで教えてもらったイギリスの公共放送、チャネル4の放送したドキュメンタリー(日語字幕つき)。特にIPCCが政治的に利用され、批判的な科学者を追放し、環境ロビイストが乗っ取った過程を、科学者の証言で追っている。「科学は質的に宗教であり、政治なのだ」というM.ポラニーの言葉を思い起こさせる。 当初は科学者のボランティアによる会合にすぎなかったIPCCが、1990年以降、急に政治的に注目され、巨大化したのは偶然ではない。社会主義の崩壊で職を失った東欧の共産党員や、西側の社会主義を掲げていた反政府運動が、「地球を守れ」「資主義を止めろ」というメッセージの象徴として、地球温暖化を選んだのだ。そして1990年を基準年とすることによって、莫大なCO2を排出していた東欧を統合した欧州は、何もしなくても大幅なCO2削減が可能で、その排出権を売ることもできる。日政府がそのトリックに気づいたのは

  • 書物の運命 - 池田信夫 blog

    電子書籍はアダルトやBLといった特定のジャンル以外、あまり売れていませんね。私は試しに何冊か電子書籍を購入してみたのですが、液晶画面とはいえ、大量の文字をディスプレイで読み取るのは、目が疲れます。 そして最大の問題は、電子情報では所有欲を満たせないこと。どんなにIT慣れしても、実体のないものでは『所有』しているという感覚を持てません。はやはり製されてこそ『』なのであって、製されていなければ、単なる文字による情報媒体に過ぎません。 の購入は、情報を得る以上に所有欲を満たすための行為だと思います。単に情報だけ得たいのであれば、そういう人は図書館で借りて、必要な部分だけをコピーしたりメモしたりするでしょう。漫画なら、単にストーリーを楽しむだけなら、漫画喫茶で読んだほうが安上がりです。 そういうわけで、仮にすべての図書が電子化され、P2Pで流通したとしても、そのことがの売上の大小に直接

  • 渡辺喜美氏の涙 - 池田信夫 blog

    今国会での成立は無理とみられていた公務員制度改革が、土壇場で民主党が協力して成立した。記者会見で、渡辺行革担当相が涙したのには驚いたが、ある関係者は「あの涙はわかる。私も一時はつぶれたと思った」といっていた。年金や道路などに比べると地味だが、今度の改革のインパクトは大きい。彼が「山県有朋以来の改革だ」と語ったのも、必ずしも大げさではない。それは単なる改革ではなく、戦後はじめての公務員人事制度の創設なのだ。 日公務員制度の建て前は、1950年にできた職階法だが、これは官僚の抵抗で一度も実施されないまま、昨年、廃止された。キャリア・ノンキャリアというのは法律のどこにも書いてない身分で、戦前からの高等官/判任官という制度を継承した慣例にすぎない。日は法治国家だと思われているが、このように官僚さえその気になれば、法律を50年以上、無視することもできる官治国家なのである。 100万人以上の

  • ネット規制よりもユーザーによる制裁を - 池田信夫 blog

    ネット規制法案は、さいわい警察が介入しない形に収まったようだ。民主党の良識に感謝したい。他方、finalvent氏も指摘するように、ブログの「死ね」というコメントを苦にして女子高生が自殺するという事件が起きた。私も「死ねばいいのに」というタグを執拗につけてくるbuyobuyoと名乗る変質者がいるので、はてなに抗議したところ、「来の意味から申しますと好ましい表現ではありませんが、実際には、慣用句的に使われている場合も多くみられる」ので何の対応もしないという回答が来た。しかしbuyobuyoはその後も同様のコメントを繰り返し、12/8にはこういう自称「厳しい」連中には激しい殺意が沸く。と殺人の意図を表明するコメントがあったので、近藤淳也社長に抗議し、「せめてdiggのような評価システムで非常識なコメントを隠すなど改善できないのか」と質問したところ、弊社による削除要請等ではなく、ユーザーの力を

  • 「食糧サミット」で農産物自由化を - 池田信夫 blog

    洞爺湖サミットの目玉として、政府は途上国に対して100億円の糧支援を行なうことを決めた。このバラマキは、かつて沖縄サミットで世界の笑いものになった「IT支援」の二の舞になるだろう。朝日新聞は「糧暴発」なるシリーズで「投機マネーが糧不足につけこんで価格を吊り上げている」というキャンペーンを張っているが、下の図をみればわかるように、価格が急騰している米でもここ30年で生産量は倍増しており、絶対的な糧不足は存在しない。もし投資ファンドが糧を過大に買い占めているとすれば、いずれ損を出すだろう。 問題は「新興国の需要増」でも「投機マネー」でもない。昨年タイ、インドネシア、カンボジアなどの穀物輸出国の気候が不順だったため、彼らが輸出規制を行なって需給バランスが崩れたことがきっかけだ。それにアメリカの愚かなバイオエタノール増産計画が拍車をかけた。これに対応すると称して、EUでは農業所得の34

  • 日本のウェブが中国に抜かれる日 - 池田信夫 blog

    中国のインターネット人口は世界一になったが、そのうち質でも日を抜くだろう。ソフトバンクが資参加したオークパシフィックのSNS「校内網」は、ご覧のとおりFacebookのクローンである。プロフィールも実名・写真入りで公開するのが原則。会員はすでに2200万人と、mixiを抜いた。 中国語だけなので広がりは限られ、当局の検閲があるので内容にも制約があり、(おそらく検閲サーバを通るため)アクセスが非常に遅い。しかし言論統制のきびしい中国でさえ、実名でネットワークが構築されているのは注目すべき現象だ。ASCII.jpにも書いたように、今後Web3.0ともいうべき真のセマンティック・ウェブができるとすれば、それはグーグルのようなページのリンクからFacebookのような人のリンクになると予想されるからだ。 Facebookでは"FREE TIBET"というグループが95000人のメンバーを集

  • 世界一優秀な日本のテレビ局 - 池田信夫 blog

    マスメディアが「第四の権力」だとはよくいわれることだが、舛添要一氏によれば、派閥の崩壊した自民党では「メディアが最大派閥になった」という。与野党のねじれで官僚機構の調整機能が麻痺してしまった現状では、「大連立」騒動を読売新聞が仕掛けたように、メディアが権力の空白を埋める第一権力になったのかもしれない。 きょうの「サイバーリバタリアン」で取り上げた電波の話は、先週のICPFシンポジウムで話した内容だが、そのあと、ある無線の専門家に「池田さんの言うことは、技術的には正しい。しかし、あなたの理屈はアメリカでは通るかもしれないが、日では無理だ」といわれた。彼は、この話は「最初からVHF帯は放送業界が取り、UHF帯は通信業界に60MHz空けるという結論が決まっており、『懇談会』はその結論に誘導するセレモニーにすぎない」という。UHF帯(710〜770MHz)を空けるのは「アナアナ変換に携帯業者の

  • マイクロソフトの高い買い物 - 池田信夫 blog

    きのうヤフーとグーグルの(間接的な)関係者と話したら、当然のことながら、今度の買収の話題が出たが、みんな一様に否定的だった。クビになったテリー・セメルのおかげでぐちゃぐちゃになったヤフーを、また62%ものプレミアムで(借金までして)買おうって、ビル・ゲイツはどうかしたんじゃないの? 古川享氏もいっているように、孫正義氏がヤフーのスタートアップの際、ゲイツに相談したとき買っていれば、数百万ドルですんだのに・・・ NYタイムズの社説まで、「この買収はどうせ失敗するから、規制当局はほっておけ」と冷たい。経済学的に考えると、MSの戦略は一時代古い。製造業なら、物的資産の所有権によって被買収企業をコントロールできるが、ネット企業の不可欠資産は物的な工場ではないからだ。たとえば、かつて世界最大級の広告代理店だったサーチ&サーチが1995年に創立者のサーチ兄弟を追い出したとき、彼らが仲間を引き連れて新し

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