2.店主のアクションが味わえる ラーメンをオーダーしたときと違って、チャーハンを炒める工程で、店主の動きがよりよくわかるのもポイントです。「寡黙なご主人だけど、鍋振りは意外とダイナミックだな」「ほとんど動いていないように見えたのに、ムラなく炒められている。 小さなお店だけど、このオヤジさんはただ者ではないな……」「ご主人じゃなくておかみさんが鍋を振っている。出前時代に夫婦交替で鍋を振っていた名残りだろうか」といった具合に、鍋振りひとつとってもさまざまな背景が見てとれます。もちろん単純に、店主が鍋を振る姿や、お玉をカンカンやる音の心地よさも醍醐味です! 3.お店の歴史がわかる チャーハンを頼むと多くの場合スープが付いてきますので、チャーハン皿、スープの器、そしてレンゲと、一品のオーダーで3つの食器を見ることができます。これが想像以上に多くのことを教えてくれるのです。 まず注目したいのは、食器