実際に運用中の情報システムで利用されている暗号アルゴリズムを移行することは、大規模なシステムであるほど、大変な労力とコストが必要となる。従って、規模が大きく、また長期運用が前提となっているシステムほど、暗号の選定には慎重になるべきである。 その意味で、「システム性能要求上問題がない範囲内であれば、現時点における最も高い安全性が確認されている暗号の中から選択するのが望ましい」というところに、暗号技術の2010年問題【注】の本質がある。いい換えれば、現在のデファクトスタンダードだからとの理由だけでその暗号を採用することは必ずしも勧められない。 【注:暗号技術の2010年問題とは】 米国は、現在利用されているすべての米国政府標準の暗号技術を2010年までにより安全な暗号技術へ交代させていく方針を明確に打ち出している。現在、世界中で使われているデファクトスタンダードの暗号技術は、そのほとんどすべて
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)事業者がここにきて,会員の口コミ効果を利用した広告サービスを相次いで開始している。例えば,ミクシィは2006年4月から同社のサービス「mixi」で,広告主に自社製品のマスコットキャラクターを“会員”として登録してもらい,そのキャラクターと実際の会員の交流を通じて製品の認知度を高めるという試みを実施している。キャラクターによるWebページの存在が口コミで広がり,開始から4日間で1000人の会員がそのページを閲覧したという。 また,SNS事業者のグリー(本社:東京都港区,社長:田中良和氏)はブログサービスなどを手掛ける「はてな」(本社:東京都渋谷区,代表取締役:近藤淳也氏)と共同で,新たな広告パッケージの販売を4月に開始した。この広告パッケージは,広告主の製品やサービスなどを景品にしたプレゼントキャンペーンを実施して,グリーのSNSや,はてなのブ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く