デ・ブランディングとは デ・ブランディング(debranding)とは、ブランド名を使わないブランド戦略のことです。ある場合には、ブランド名を使わずロゴやマークだけでマーケティングを行うケース、また、親ブランドを隠すブランド戦略もここに含まれます。 このコンセプトが話題になったのは、コカ・コーラ社の「Share a Coke(コークをシェアしよう)」キャンペーンにおいてです。2011年にオーストラリアで発案・実施され、13年に英国など欧州と日本で、14年に米国で、また15年にはタイなどのアジア諸国でも展開されています。日本では人の名前ではなく西暦の年号が入れたイヤーボトルの年にヒットした曲を中心に10曲がプレゼントされる「Share a Coke and a Song」というかたちで展開されました。 このキャンペーンでは、ふだんコカ・コーラのロゴが記載されているラベルの中心部分に、購入者が