エアバスは今週、日本航空から、複合材を使った燃費効率の高いジェット機「A350」の受注を獲得し、これまでボーイングが支配してきた市場に参入した。 これはボーイングの主張を裏付けることにもなった。10年以上前にボーイング「747」に対抗するスーパージャンボ「A380」の建造を決めたエアバスの判断に象徴される、壮大な航空プロジェクトの時代が終わったということだ。 航空会社はジャンボ機を求めていない。安く飛ばすことができ、配備が容易な中型機を望んでいる。リチウムイオン電池の出火を止めることができれば、ボーイング「787」はまさにそんな航空機になる。 ボーイングの判断は正しかった まだ残っている大規模プロジェクトの支持者が、ロンドンのボリス・ジョンソン市長だ。市長はヒースロー空港を閉鎖し、400億ポンド投じてロンドン東部に新たなスーパーハブ空港を建設したいと思っている。フランス大統領としてパリ改造