レーティングとは、投資の判断材料を段階評価することです。格付ともいいます。 国や企業、商品等を証券会社や調査会社が独自に評価し、星の数や数字、ABC等で結果を表します。外部から中立的な立場で作られた投資指標のひとつといえます。評価の基準や期間、頻度は会社によってさまざまで、評価の対象も単に業績や運用成績の良しあしだけではありません。たとえば、決められた運用ルールを正しく守っているかといったことも、評価の対象となる場合があります。 レーティングはABCなどの段階で表すため、評価がわかりやすく、投資の判断材料には手軽で便利です。ただし、たとえば2002年には日本の国債が一度に2ランクも下がる等、レーティングは状況によって変動することもあるので、動向には注意を払っておくことが必要です。