2007年4月23日のブックマーク (2件)

  • 佐藤秀の徒然幻視録:「ロマンティックな」グーグル

    例えに沿って言うなら、グーグル=飛行機(既存知識体系の集積⇒これも毎秒変化し続けている)=ロマンティックでない、トンボの飛行原理が分からず苦闘する科学者=ロマンティック、ということらしい。 この時点であほらしくなってしまう。逆にトンボの飛行原理が分かっていてトンボ型飛行機が実現し(でも実用度ゼロ)、実現して(実用度アリ)いる飛行機の飛行原理が分からなかったら、どうするつもりなんだろう。トンボという「ロマン」ありげな言葉を利用した印象論だ。 「グーグル的なもの」に負けるぞ、てどういう意味なんだろう? この二つは何の関係もない。物の原理を解明することと「グーグル的なこと」と無関係に決まっている。関係しているとしたら、それはたった一つしかない。 トンボの研究はカネにならない、飛行機の研究はカネなる という昔から存在する陳腐なことだ。実際は、これもきわめて表面的な考えで、ヘタレなわけだけれど。もち

    hiroshi110
    hiroshi110 2007/04/23
    Good Ood Fashoned AI(古きよきAI)とそれを否定する形で現れた複雑系の研究者達(ロマンティックサイエンス)の対立を知らないとわかりづらいかも.Googleは機械学習と呼ばれる完全にGOFAIな技術でできています.
  • シリコンバレーからの手紙 - 科学者に衝撃を与えた「ロマンティックでない」グーグル

    私の場合、九時間以上の国際線フライトに年に二十回くらい乗る。その機内での時間の使い方に、最近、私なりの小さなブレークスルーが生まれた。ふとしたことがきっかけで発見したのだが、機内は、講演を聞くのにじつに適した場所なのである。座席はあたかも講演会場のように窮屈だし、適度に暗い。途中で離席する自由がないからこそ逆にゆっくり話が聞ける。集中しても読書映画鑑賞と違い目が疲れない。気がつくと一時間半とか二時間が経過し、退屈な機内の残り時間がどんどん減っていくのは快感でもある。 この発見以来、「小林秀雄講演」全六巻、「司馬遼太郎が語る」全八集、「三島由紀夫 学生との対話」(いずれも新潮社)を買って「iPod」に収め、ここ数回の日米往復ですべて聞いてしまった。日出張を控え、さて次は何を聞こうかと思い、脳科学者・茂木健一郎がそのブログ「クオリア日記」に講演や対談の音声ファイルをこまめにアップしている

    hiroshi110
    hiroshi110 2007/04/23
    網羅的/統計的解析=ブルドーザー型,数理科学的=ロマンティックサイエンスと考えるなら激しく同意.生物学や社会科学の研究者たちは思い当たる節があるのでは?