世界に魅了された、ある青年の記録 「この広く美しい世界を、自分の足で体験したい。」シンプルなその気持ちだけで、4年間旅を続けた若者がいる。 中古のボロ自転車で4年間、3大陸61カ国、7万キロを走破した青年は、2014年12月に1606日の世界での路上生活を終え、故郷イギリスに無事帰国した。これらの写真は彼のブログに掲載されたものだ。 中国、湖北省にて。 世界中を旅したい、と誰もが思ったことがあるだろう。素直な気持ちそのままの彼の旅は、多くの人をひきつける。 インド、ラクナウにて。 陸路での旅は時と場所を選べない。アフリカでは動物に追われ、アジアでは中国当局に逮捕。時に戦地を走り抜けなければならないこともあった。それでも彼を突き動かし続けたのは、世界のダイナミズムと好奇心に違いない。 新疆ウイグル自治区にて。 「叫びの街にようこそ!」の標識と。イラン西部。 コンゴ共和国、ルルア。 北極圏から