絵と言葉のライブラリーミッカは、 葛飾区亀有にある 子どものための小さな図書館です。 MICCA - The Library with Words & Pictures for Children �۰6�U
【連載もの】ぼんやり京都(10) 例年であれば、桜も咲いている4月初めの哲学の道。今年のつぼみは鋼鉄のように硬く、一分も咲いていない。京都観光がっかり度数が急上昇するなか、いつものように散歩をしていると、不意に鼻腔を襲う死臭、どこかに小動物の死体があるのかもしれない。 桜と死体と言えば、檸檬爆弾魔こと梶井基次郎。 桜の美しさを信じられず、「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と思うことによって、その美しさを信じようとした。美しいものへの畏れ、自己の美意識に対する不安が詩的に表現された名作である。 梶井は今でいう「中二病」の権化のような人なので、センシティブすぎる感性が生み出した妄想は、確かに異常ではある。しかし、要はこの小説、ちょっと視点を変えれば、桜に大騒ぎする世間に乗り切れない自分を正当化しているだけ。とも言なくはない。 日本全国の桜の名所、そのほとんどは人間が人工的に作り出した風景だ。
※筆者作成 4.2. 調査結果 まず、館種別にみてみると私立図書館が最も多く、また資金調達の目的は開館および蔵書の充実が最も多い。次に多い館種は公立図書館であり、海士町中央図書館(島根県)、三条市立図書館栄分館(新潟県)、長崎市立図書館(長崎県)がある。次に多い館種は大学図書館であり、東京藝術大学附属図書館(東京都)と筑波大学附属図書館(茨城県)である。以下、館種別についての分析を行う。 4.3. 私立図書館の事例 陸前高田コミュニティー図書室(岩手県)は、図書館のクラウドファンディングの先駆けといえる。同図書室は、東日本大震災で公立図書館が被災したため、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が陸前高田市の高台にあるキャンプ場の仮設住宅地で2012年4月7日に開館した。クラウドファンディングは、図書室へ蔵書を購入するため、開館とほぼ同時期に実施された(19)。 私立図書館のほとんどが5,
小学校と中高のざっくりした違い まず、ざっくり言って小学校と中高では次のような違いがあるように感じている。 中高の教師には「自分の教室」がない 中高の教師は教える生徒数が多い 中高の方が使える時間が少ない 中高生は、基本的に作品を同級生に読まれるのを嫌がる 中高の方が成績のつけ方が難しい ここに挙げたのは、いずれも、「中高の方がライティング・ワークショップをやるのが難しい」と思われる要因ばかりだ。僕がそう感じているだけかもしれないので、小学校でライティング・ワークショップに取り組んでいる方からの意見も聞きたいところだけど、一つ一つ見ていこう。 「自分の教室」がない ライティング・ワークショップには参考図書となる多くの本が必要だし、短時間で効率的にミニ・レッスンを行うためには、掲示物もあると便利。ところが、小学校教員は、担任クラスという「自分の教室」を持っているのでそれができるけど、中高の教
本屋の時間 2018.04.01 公開 ツイート 第35回 「ブックカフェ」と呼ばれることに関する、少しの違和感について 辻山良雄 (写真:齋藤陽道) Titleは店の奥に小さなカフェがあり、「ブックカフェ」として、雑誌などに紹介されることがあります。そのことは別に間違いではないのですが、「ブックカフェ」と呼ばれることには、個人的に少し違和感もあります。 どのような店を「ブックカフェ」と呼ぶかについては人によりイメージが違い、一概にひとまとめには出来ません。しかしそれが店の蔵書(私物)であれ、販売している本であれ、カフェで店の本を自由に読みながら飲食が出来るという店も多く、そこにTitleとの違いがあると思っています。 Titleでは、お客さまには出来るだけきれいな本を購入していただきたいと思っているので、会計前の本をカフェに持ち込んで読むことは出来ません。そこでゆっくりと本を選び、気に入
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