日本HPの「HP ENVY x2」は分離合体構造を採用した、一台二役のWindows 8搭載ハイブリッドPC。いわゆる変形タイプの製品と異なり、ピュアタブレットとしても利用できることが魅力だ。ボディへのこだわりや基本スペックについては、前回詳しく紹介したので、今回は、HP ENVY x2に搭載されている最新CPU「Clover Trail」の利点、キーボードやタッチパッドの使い勝手、音へのこだわりをチェックしていきたい。 タブレット向けCPU「Clover Trail」の利点とは HP ENVY x2は、CPUにIntel Atom Z2760(1.8GHz)を搭載する。Atom Z2760は、開発コードネーム「Clover Trail」と呼ばれていたインテルの最新CPUであり、PCやタブレットに必要な機能をすべてワンチップに集積したSoC(System on a Chip)であることが特
日本HPの「HP ENVY x2」は、タブレット部分とキーボード部分の分離合体が可能なWindows 8搭載ハイブリッドPCだ。そこで、「HP ENVY x2」をいろいろな角度から眺め、その魅力を紹介していきたい。また立教大学経営学部に、産学連携で実現している「BLP(ビジネス・リーダーシップ)」と呼ばれるカリキュラムがある。2012年度、そのカリキュラムをマイナビ、日本HPとともに取り組んだ学生たちから、お世話になった両社に報いたいとの想いとともに、HP新製品の検証実験を行い、本製品の魅力とパフォーマンスを存分に紹介している。 【レビュー】 分離合体、ハイブリッドPC「HP ENVY x2」の魅力に迫る ピュアタブレットにもクラムシェルノートPCにもなる日本HP「HP ENVY x2」- 分離合体・素材・加工に妥協しないプレミアムモデル まず注目したいのが分離合体のメカニズム。HP E
ENVY x2は、日本HPのオンラインストア「HP Directplus」で購入できる直販モデル1種類のみの構成となっている。HP Directplusでは「スタンダードモデル」と「スタンダード・オフィスモデル」の2種類のモデルが販売されているが、両者の違いはMicrosoft Officeの有無のみで、ハードウエアの仕様は同一とみられる。 スタンダードモデルの最小構成は6万9930円だが、これはキーボードを含んだ価格となっている。他社のタブレットPCではキーボード別売りの場合が多く、キーボード単体の価格は1万~1万5000円程度が一般的だ。これを考慮すると、ENVY x2のタブレット部分の実質的な価格は6万円以下となる。これは最新のAtomプラットフォーム「Clover Trail」搭載タブレットとしてかなり割安といってよいだろう。だが逆に、タブレット部分のみを購入するというオプションは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く