前回、外食店のメニューにおける加工肉についての情報提供について取り上げました。実は同様に外食店におけるメニュー提供のあり方について優良誤認につながるとして消費者庁が表示の適正化を求めているケースがあります。それは焼き肉店における「ロース」という表現についてです。 焼き肉店における代表的なメニューといえば「カルビ」と「ロース」が、まずあげられます。最近ではより細かな部位ごとの提供や肉以外のサイドメニューの提供も盛んですが、昔から変わらない2大看板といえるでしょう。そのロースについて、消費者庁は焼き肉の事業者団体に対し、ロース以外の部位の肉を提供する料理に 「○○ロース」等の表示を行うことが景品表示法に違反するとして傘下焼肉業者への 周知及び指導を求めました。 平成22年10月 7日 焼肉業者における焼肉メニュー表示の適正化について[PDF:126KB] 下の図は消費者庁の文書から引用したもで