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日本とちきりんに関するhisashi_nemotoのブックマーク (6)

  • 「消費税は低所得者に厳しい」ってウソだと思う

    「ちきりんの“社会派”で行こう!」とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※記事は、「Chikirinの日記」において、2008年5月21日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 消費税増税が取りざたされるようになりました。日は国の歳出の半分しか国税でまかなえていないので、どこかの段階で大幅な増税が必要になることは間違いありません。 まずは、日の各種税金の税収内訳(外部リンク)を見てください。 これを見て分かるのは、「細かい税金をいじっても根的な解決にはならない」ということです。増税というと健康に良くないたばこ税や、お金持ちから徴収すべきという意味で相続税などが真っ先に槍玉に挙がります。 けれどそれら周辺的な税では、税率を

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  • 「虚構の自由度」、そしてその価値 - Chikirinの日記

    先日ご紹介した『ハゲタカ』の著者、真山仁さんのもうひとつの名著『ベイジン』を読了。『ハゲタカ』とはまた違う意味で衝撃的でした。この、今のタイミングで日人が読むとかなり複雑な気持ちになると思います。 〜以下、ややネタバレ気味に『ベイジン』のあらすじが書かれています。あらかじめご了解の上お読み下さい。〜 2008年に出版されたこの小説は、中国が北京オリンピックにあわせて世界最大の原子力発電所を稼働させるという計画をたて、そのために指導顧問として日から派遣された原子力技術者が、中国技術者を指導するという話です。 その中で一貫しているのが、「世界最高の技術力をもち、世界で最も安全な日の原子力発電」の関係者が、「中国の危ない原発の建設&運営を指導する」というトーン。中国人労働者や技術者がいかにいい加減か、日技術者がいかにきまじめで安全に気を遣っているかが、延々と描かれます。 ちきりんは

  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
  • 狂気の時代の共犯者たちへ - Chikirinの日記

    真山仁さんの『ハゲタカ』という小説を読みました。NHKでドラマ化されたので、ご覧になった方も多いかもしれません。 原作はテレビドラマのストーリーとは必ずしも同じではないですが、外資系ファンドが、不良債権処理に四苦八苦する銀行と、倒産の危機に瀕するその融資先企業を次々と飲み込んでいく、といった時代背景が描かれている小説です。 ハゲタカ DVD-BOX 出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2007/07/18メディア: DVD購入: 10人 クリック: 161回この商品を含むブログ (212件) を見る 最近も「金融危機」という言葉をよく聞きますが、日における金融危機といえば、今でも間違いなくあの頃、つまり1997年-1998年のことだとちきりんは思っています。 1997年 11月3日 三洋証券 会社更生法申請 11月15日 北海道拓殖銀行 破綻 11月24日 山一證券 自主廃業

    狂気の時代の共犯者たちへ - Chikirinの日記
  • どっちの破綻が早い? 生活保護と年金 - Chikirinの日記

    「年金制度なんて絶対もたない」「オレが 65歳になった時には間違いなく破綻してる」とか言う人がたくさんいます。 でも、「生活保護制度なんて絶対もたない」「間違いなく破綻する」と言う人にはあまり会いません。 いったいなぜ? 中には、「年金なんて払わなくても、老後にお金に困れば生活保護を受ければいい」と言う人までいて驚かされます。 もしかして「年金制度は破綻するが、生活保護制度は決して破綻しない」と思ってたりする? どっちかいうと、年金よりは生活保護制度の方が先に破綻しそうだけど。だって・・・ その1)官僚の視点 官僚、すなわち公務員は共済年金という年金制度の中でも最も強固な年金制度に加入してます。 これは、彼らが全員(一階部分の)国民年金の加入者でもあるってことです。 では彼らの家族に「生活保護をもらえないと困る人」がたくさんいると思いますか? よく考えてみて下さい。 厚生労働省の官僚は、予

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  • 「税と年金の一体改革」 ちきりん私案 - Chikirinの日記

    ちきりんが「プーやってます」というと、よく尋ねられるのが「どうやってべてるんですか?」という質問。 会社辞めてからまだ1年もたってないので「貯金べてます」と答えると、今度は「一生べていけるだけの貯金があるんですか?」と聞かれます。 この「一生、べていけるだけの貯金」というのは、結構おもしろい概念だなと思います。 みんなソレっていくらくらいだと思ってるんでしょうか? 1億円? 3億円? 10億円? それとも3千万円くらい? これ、マネー誌などでも頻繁に試算されていて、いろいろ数字をこねくり回したあげくに「資産の3分の1は投資信託で運用しましょう!」という「またソレかい!」みたいな結論が常に導かれているんですが、 こういうシミュレーションでは、老後資金の必要額は「毎月の生活費として必要な額」と「平均寿命」を掛けあわせて計算してあります。 このうち毎月の生活費の方は、様々な条件設定で複

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