※10月8日(火曜日)は所用のためブログの更新をお休みいたします!また明日、お会いしましょう! 埼玉大学の宇田川元一先生の新刊「他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論」を読みました。 本書の趣旨を端的に述べるのだとすれば、それは、 組織のなかにある「他者とのわかりあえなさ」を、対話を通して、いかに克服するのか? ということに尽きるのだと思います。 ひとは、生きていれば、様々な「わかりあえなさ」を経験します。とりわけ、組織のなかにいれば、なおさら。 同じ組織の中にいるはずなのに、いまいち、話が通じない 同じ組織の中にいるはずなのに、同じ目標を共有できない 同じ組織の中にいるはずなのに、どこか壁がある。 本書の主題は、そうした、人々のあいだに生じる「わかり合えない関係」を、対話を通していかに編み直すか、ということです。 組織のなかにある「わかりあえなさ」に一度でも悩んだことのある方に