節分を前に、千葉県市原市の動物園ではゾウが豆まきをして鬼退治をする催しが開かれ、訪れた人たちを楽しませました。 ゾウたちはバケツに入った豆を鼻で器用に吸い上げ、飼育係の人たちがふんする青鬼や赤鬼に向かって勢いよく吹き飛ばしました。 子ゾウたちは去年秋から豆まきの練習に取り組み、最初は吸い上げた豆をそのまま食べてしまうこともあったということですが、31日は5メートル以上も豆を飛ばして観客を楽しませていました。訪れた人たちも「鬼は外、福は内」と声を上げながら、ゾウと一緒に豆まきを楽しんでいました。 千葉県四街道市から来た12歳と3歳の姉妹は「鼻を器用に使って豆をまく様子に感心しました。間近で見ることができて楽しかったです」と話していました。