クラウドサービスがどのように作られることになったか、とかどのように開発されたかの裏話。生々しい話も所々出てきて面白かったです。 運用の部分、時間がなくなってしまって割愛されていたのですが、そっちも是非聞きたかったです。 「さくらのクラウド開発と運用、裏話的な何か」 鷲北 賢 氏 @ken_washikita さくらインターネット研究所 所長 さくらのクラウド開発チームリーダー兼務 「中間管理職PMの立場でお話します。」 さくらインターネット データセンターを中心とした事業。 ハウジング レンタルサーバ 専用サーバ VPS クラウド(IaaS) 2009/05 「さくらはVPSをやらない」と高らかに宣言(したように見えた) 社長が当時の@ITにて 現実として、社内に仮想化サービスを検討するプロジェクトは皆無 社長の記事のおかげで、「やっちゃいけないんだな…」という空気が醸成 2009/07
米オラクルはOpenStack Foundationのスポンサーに参加するのに合わせて、同社のOSやハイパーバイザ、クラウドなどにOpenStackを統合していくことを明らかにしました。 Oracle Sponsors OpenStack Foundation; Offers Customers Ability to Use OpenStack to Manage Oracle Cloud Products and Services 発表によると、OpenStackのクラウドマネジメントコンポーネントを同社の製品と統合していくとのことです。一部を引用します。 Oracle is planning to integrate OpenStack cloud management components into Oracle Solaris, Oracle Linux, Oracle VM, O
Google Appsの導入などを手がけるサイオステクノロジーは、クラウドビジネスの現状を共有する記者発表会を開催した。商談現場の生々しい話を踏まえ、クラウドがSI市場にどのようなインパクトを与えるかが披露された。 リーマンショックとクラウドがユーザー指向を変えた サイオステクノロジーは、テンアートニという社名で1997年に創業されたIT企業で、Linuxやオープンソースソフトウェア(OSS)、Java関連のシステム開発とインテグレーションを中心に手がけている。近年は、クラウド事業に注力しており、Google Appsの国内有力販売代理店として知られている。 同社のクラウドビジネスへの注力は、ユーザーの指向の変化、既存のSI事業の限界などの要因があるようだ。サイオステクノロジー 執行役員 Google ビジネス統括の栗原傑亨氏によると、まずリーマンショック以降、ユーザーのコスト削減意識が高
意外と知られていないがWindows AzureはLinuxでIaaSとしても使える。Ubuntu ServerとApache、PHP、MySQL、phpMyAdmin環境を構築してみた。 意外と知られていないがLinuxでIaaSできるAzure マイクロソフトのクラウドプラットフォームサービスである「Windows Azure」。WindowsプラットフォームをベースにしたPaaSという印象が強いが、いまや仮想マシンから構築できるIaaSとしての機能も備わっている。さらに仮想マシンとしてWindowsサーバだけではなく、Linuxも利用できる。 本稿では、このWindows AzureのLinux仮想マシン上で、手軽にLAMP環境を構築する方法を解説する。 Windows Azureのサインアップ Windows Azureを使い始めるには、まずサインアップが必要となる。サインアップは
CloudStackの最新アップデートやジョブ管理OSSによるDevOps紹介 - オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Fall - 2013年10月19日(土)と20日(日)の2日にわたって、日野市の明星大学にて、オープンソースカンファレンス2013 Tokyo/Fall(以降、OSC東京)が開催されました。 Apache CloudStackの最新アップデート情報や、ジョブ管理に使用するJobSchedulerのセッション内容とあわせて、出展ブースを紹介していきます。 今まさにApache CloudStackが熱い! 〜使ってみようCloudStack〜 日本CloudStackユーザー会の会長である輿水氏によるセッションでは、CloudStackの概要や新バージョンの4.2の新機能や、実際に4.2を使ったデモが紹介されました。 最低でもハイパーバイザーとマネジメントサ
「クラウドコンピューティング」という言葉が聞かれ始めた頃、ベンダー主導のバズワード(実態を伴わない流行り言葉)だという懐疑的な見かたをされていた方は、少なくないと思う。しかし、その後クラウドコンピューティングはぐっと現実味を増し、もはやクラウド化の流れは後戻りを許さないものになりつつあると、今では多くの人が感じていることだろう。 「クラウドコンピューティング」という言葉は、GoogleのCEOエリック・シュミット氏が2006年の講演で自社のサービスを指して使ったことから、急速に広まった。 クラウド上でアプリケーションを提供するSalesforceやMicrosoft、クラウド上で基盤を提供するAmazonなど、米国企業を中心に2006年時点で既に様々な「実質的なクラウド」サービスは提供されていたが、2008~2009年頃にAmazon EC2、Windows Azure、CloudStac
インターネットを使って不特定多数の人(crowd)に業務を委託するクラウドソーシング。国内市場規模は2012年で70億円、2016年には1000億円を越えるという予測もあるこの市場が、2013年に入り活発になっている。 国内では、古参の「ランサーズ」や気鋭の「クラウドワークス」をはじめ、各種のサービスがある。デザイン特化の「MUGENUP」、グロースハッカーを集めた「planBCD」、アプリのUIをテストする「UIscope」、軽作業に特化したものでは、ポイントサービスのリソースを有効活用する「CROWD」やヤフーの「Yahoo!クラウドソーシング」などそれぞれ特徴的だ。 特にランサーズとクラウドワークスに関しては、業界内でも比較されることが多いが、そんな両社を巻き込んだ“炎上”と呼べる大騒動が起きた。 炎上の契機になったブログ 発端となったのはあるライターの運営するブログ。主にスタートア
調査会社のIDC Japanは2013年6月6日、「国内オープンソースソフトウェアエコシステム市場予測」を発表した。国内における2012年のオープンソースソフトウエアのエコシステムの市場規模は6751億6200万円、2012年~2017年の年間平均成長率は10.2%で、2017年には1兆962億円に達すると見込んでいる。 IDCでは、このオープンソースソフトウェアエコシステムの市場成長を大きく牽引しているのは、OpenStackやCloudStackといったオープンソースのクラウド基盤構築/管理ソフトウェアや、OpenFlowといった仮想ネットワークの分野で、市場規模は2017年には551億、OpenFlowエコシステムの市場規模は329億円に達すると予測している。 これらのオープンソースを活用したパブリッククラウドとプライベートクラウドの構築は、2015年頃から本格的に普及していくと見ら
アマゾン ウェブ サービス(AWS)活用を 支援する専任ユニットを設置 ~AWSを利用した企業向けシステムの構築をワンストップで迅速に実現~ 2013年5月30日 株式会社 野村総合研究所 株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、Amazon Web Services, Inc.が提供するアマゾン ウェブ サービス※1(以下「AWS」)について、導入の検討支援からシステムの設計・構築・運用まで、ワンストップで実施する専任ユニット「AWSビジネスユニット」を社内に設置しました。 ワンストップでシステム構築から運用まで実現 AWSや専用ネットワーク接続サービスである AWS Direct Connect ※2の豊富な活用実績とノウハウを保有し、またAWS上でのアプリケーション開発にはLean開発手法 ※3の活用も行います。これによってワンスト
個人的には割と大変だったので、その辺をまとめておきます。 ニュースリリースはこちら。 http://www.nautilus-technologies.com/topics/20130409.html 要するに本部系バックエンド基幹システムの「一式」のクラウド移行です。完全なミッションクリティカルシステムで、止まった段階で業務に確実に影響が出ます。 システムの機能概要 1.売上の確定処理と債権管理 POSデータの直結です。売上確定処理を行います。同時に債権管理も行い、F/Bからの入金データをそのままつなぎ込み、入金処理・債権の消し込み処理を実行します。マッチングは自動処理できるものは処理を行い、ヒューリスティックなものはユーザー判断に従います。 2.仕入・費用の計上と確定処理、および支払いデータの作成 費用・在庫の計上確定処理です。当時に支払データの確定処理を行います。EDI(BMS)との
ども、大瀧です。6月にNothing's Carved In Stoneの新譜が出ると聞いてテンション上がっている今の勢いを生かし、シリーズものにチャレンジしてみます。 シリーズの目次はこちら 前振り(読み飛ばし可) インフラエンジニアのみなさーん、AWS触ってますかー? 「うちのシステムはAWSを使っていない」、「AWSじゃない国産クラウドを使う予定」など、AWSの認知度は一般にはまだまだ低いのが現状だと思います。しかし、組織のインフラは今後遅かれ早かれ、オンプレミスだけでなくクラウド環境と合わせて付き合っていかなければならないことは明らかですし、先行しているAWSの技術が他のクラウド製品のコンポーネントに与えている影響も、実はとてつもなく大きかったりします。 現状、多くのクラウド製品では、クラウドで利用できる機能を説明するときに"●●版S3"、"●●版セキュリティグループ"というように
全面クラウド化は本当に必要か? クラウドとオンプレミスで実現するハイブリッドITサービス・マネジメント 2013/03/15 2012年は、“クラウド・ベース”という言葉がマーケティング用語として盛んに喧伝された。まるで、企業のIT部門がすべてのITサービスをクラウドに移行したいと望んでいるかのように、ベンダー各社はこぞって自社の製品やサービスのクラウド化を進めていった。 筆者は、ITサービス・マネジメント(ITSM)ソリューション・ベンダーの米国フロントレンジに所属している。そのため本稿は、当社の宣伝になりかねない記述が編集部の手によって修正されている。だがこの措置は、筆者にとってむしろ望ましいものである。本題に入る前に、一言申し添えておきたい。 “クラウド・ベース”という言葉 さて2012年には、“クラウド・ベース”という言葉がマーケティング用語として盛んに喧伝された。まるで、企業のI
この1年、個人ではスマートフォンの利用が進む一方、企業や自治体などではデータを外部のサーバーで集中管理するクラウドと呼ばれるサービスの普及が進みました。 データの安全性を高められ、コストも削減できるとされるクラウド。 一方で、突然、利用できなくなったり、データが消えたりするトラブルが相次いでいることが分かりました。 どうすれば安全に利用できるのか。 科学文化部の西村敏記者が解説します。 “クラウド”? 「クラウド」とは、英語で「雲」の意味です。 利用者からは、雲に覆われて見えないインターネットの向こう側にある巨大コンピューターにデータを預けることから、こう名付けられました。 従来、企業などは、重要なデータの管理はそれぞれ自前で行っていましたが、クラウドでは、インターネットを使って外部のサーバーを別の企業と共同で利用します。 2006年に、グーグル社の当時のCEOの発言がきっか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く