[パリ五輪・レスリング]男子グレコローマン77キロ級、初出場23歳の日下尚が金メダル 「最高に楽しい6分間」日本勢最重量階級の制覇
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■新着 ◆立岩 真也 2015/07/01 「生の現代のために・4――連載 113」,『現代思想』43-(2015-7):- 「さらに、チェルノブイリ等での事故をきっかけに反原発運動がいくらかの盛り上がりをしばらく見せたことがあった――ずっと活動を継続させ東北大震災、それ以降とつながっている人・組織もあるのではあるが、そうして続いていった部分は大きくはなかった。そのとき「原発によって障害者が生まれる」という「母親」たちの主張があり、それに対して一部の障害者たちから反発があった。(このことを巡る議論・文献の一部を立岩[2002]でも紹介した。)」 *立岩[2002]→立岩 真也 2002/10/31「ないにこしたことはない、か・1」,石川准・倉本智明編『障害学の主張』,明石書店,294p. 2730 ISBN:4-7503-1635-0 [amazon]/[kinokuniya] pp.47
本日の昼間、渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で、ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』 http://t.co/SNbdW4C を観た。この映画についてはたいへんデリケートな部分を含んでいるので慎重に語らなければいけない。 この映画は英語圏では2003年に公開されており、2004年にはアカデミー賞の短編ドキュメンタリー部門を受賞した。監督はマリアン・デレオという人で、NPO「チェルノブイリの子ども国際プロジェクト」の協力を得てつくられている。 タイトルの「チェルノブイリ・ハート」とは、チェルノブイリ事故の影響と思われる心臓の先天障害のこと。同タイトルの短編映画と「ホワイトホース」という作品が合わせて上映された。両方合わせて1時間ほど。 前者では、カメラはウクライナとベラルーシの先天障害児を追う。ベラルーシのある地域の医師は、ここで生まれる子どもたちのなかで、健常で生まれるのは15
「人々の意志が戦争を止める日が必ず来る」「一枚の写真が国家を動かすこともある」 「DAYS JAPAN」とは世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌です。 「チェルノブイリ・ハート」が評判だ。被曝した子どもたちの心臓欠陥多発の映画で、2003年アカデミー短編ドキュメンタリー賞を受賞した。放射能の恐ろしさを警告する映画だ。 しかし気になるところもある。障害を負った子どもたちが映し出され、「チェルノブイリ事故のせいですか」と取材者が聞き、施設の職員は「そうです」とうなずく。今から10年以上前、国内外の有力誌がいっせいに、「チェルノブイリで身体障害多発」という大見出しで、子どもたちの写真を掲載した。衝撃の報告だった。しかし私は驚いた。ちょうどその時期に、救援のため現地を何回も訪ねていたのだが、そうした話は聞いたことがなかったからだ。私は障害を負った子どもの写真を多く撮影したが、事故との関連が確信でき
反原発を 分断する優生思想。 - hituziのブログじゃがー経由で、ありのままの生命を否定する原発に反対を読んで、少し驚いた。 講師の平林浩先生(和光小)は、遺伝子のメカニズムについて生物学的な立場から詳しく話をしたが、それによれば、生物の遺伝子の何割かは病気や「障害」を引き起こす「不利な遺伝子」で、遺伝子の組み合わせにより、一定の割合で必ず病気や「障害」をもつ生物が生まれる。だからといって「不利な遺伝子」を意図的に除去しようとすると、その種は滅びてしまうそうだ。「多様性こそ、種の存続の条件である」と平林先生や強調する。 つまり、どんな生物の中にも一定の割合で病気や「障害」が存在しており、それがその種が健康な証拠なのだ。人間の社会は病気や「障害」を極端に嫌うが、人類の存続のためには病気も「障害」も必要不可欠なのだ。 【略】 平林先生の話を聞いて以来、私は放射能汚染の恐さは、「障害者が生ま
(壁にチョークで「原発さえなければ」と・・・/詳細は本文へ/長谷川健一さんが講演で使用した画像より) 高濃度の放射能に襲われた飯舘村。その飯舘村の前田地区で、酪農を営み、区長を努めてきた長谷川健一さん(58)。現在は、地区の人びとともに、伊達市内の仮設住宅に避難している。長谷川さんは、いま、全国を行脚して、フクシマを伝えている。12月9日、福島市内で、長谷川さんの講演が行われた。 長谷川さんは、スーツで決めているが、話し出すと、声は低く野太く、抑揚があり、訛りも強い。そして、そのお話からは、誰よりも飯舘村を愛し、酪農に打ち込んでいたことがよく分かる。あの日以来の極限状況下の出来事、村民を守るために必死に行動する姿が、眼前に浮かびあがり、そのときの苦しみと悲しみと憤りの気持ちが、心に染みた。 〔主催は、「国際環境NGO FoE japan」。集会では、FoE japanの「避難の権利」確立の
反原発運動の なかでの「優生思想」の問題が、以前から指摘されてきました。たとえば、2011年2月には つぎのような記事が問題になりました。 上関原発、強行工事!! - ゆいわのきほくのわ この記事には、たとえば つぎのような文章があります。 日本の原発は、たくさん放射能が漏れています。ごまかして隠してますが、原発地帯の子供達は奇形児や白血病が多いのです。 みなさんの子どもが、原発地域で育った女の子と結婚したいと言ったらどうしますか? 年頃の女の子は、奇形児を産む可能性が高いから結婚できないのです。 このひとは、結婚差別を 批判することなく、むしろ利用し、そして「奇形」を さけるべきものと規定しています。上関(かみのせき)に原発をつくるなと主張するために、このような論理は必要なのでしょうか。むしろ、反原発運動に差別を とりこむことによって、運動を 分断することになるのでは ないでしょうか。
4日、米ニューヨークで開かれた原発の安全に関する集会で、福島第一原発での除染作業などについて説明する同原発の作業員(右)(共同) 【ニューヨーク=共同】東京電力福島第一原発事故の経験に学び、原発の安全問題や再生可能エネルギーなどについて話し合う集会「福島の証言」が四日、米ニューヨークであり、原発作業員や研究者らが報告を行った。 昨年九月から福島第二原発、続いて第一原発で作業員の放射線測定などを行っているという北島教行さん(45)は、最も線量が高い場所で働く作業員は一~二カ月で作業から外れ、しばらく復帰できないとして「このままでは経験を持つ作業員がいなくなってしまう」と危機感を訴えた。
東京電力福島第一原子力発電所の事故で設定された福島県の避難区域内で、自宅などに取り残されて餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いることがNHKの取材で分かりました。 警察や遺体の状況を調べた医師は、自力での避難や助けを求めることができず、取り残された可能性があると指摘しています。 やせ細った状態で 東日本大震災で、福島県内では津波による「溺死」やがれきに巻き込まれて1605人が亡くなっています。 NHKが、福島県内の自治体や警察などに取材したところ、こうした人たち以外にも、原発周辺の避難区域内の自宅やその周辺で、自力では逃げることができず、食事や水をとれないまま餓死した疑いの強い人が少なくとも5人いることが分かりました。 このうち原発からおよそ5キロの住宅では、去年3月下旬、70代の男性が2階部分で遺体で見つかりました。 関係者によりますと、住宅は1階が津波の被害を受けていたということです
(車両のサーベイを受けている。サーベイに当っているのは、中国電力から応援にきた放射線管理員。Jヴィレッジ・除染場) 反貧困の社会運動に長年とり組んできた大西さん(仮名)が、現在、福島第一原発と第二原発の事故収束作業に従事している。 その大西さんから、昨年末から今年2月にかけて、お話を聞いた。 〔インタビューはいわき市内。掲載に当たって、特定を避けるための配慮をした。〕 お話が多岐にわたる中で、編集上、4つの章に整理した。 【Ⅰ】【Ⅱ】【Ⅲ】では、高線量を浴びる現場で、放射線管理員として作業に携わっている状況の報告。被ばく労働、雇用や就労、地域との関係などの実態が語られている。 【Ⅳ】では、原発労働者の立場から、反原発・脱原発の運動の現状にたいして、鋭角的な問題提起が行われている。 事故収束作業に従事する労働者へのインタビューや、ライター自身が中に入るという形で書かれたルポはある。しかし、原
山谷労働者福祉会館のなすびです。 3.11福島県民大集会のプレイベント「原発いらない 地球(いのち)のつど い」で、被曝労働問題に関する企画を行います。 3.11後、県内では被曝労働問題に関する初めての企画かもしれません。今後の 取り組みについて福島の方々とも相談をしたいと考えています。県内のみなら ず、各地からぜひご参加ください。 ------------------------------------- 「原発いらない 地球(いのち)のつどい」参加企画 被曝労働の実態 切り捨てられる下請労働者 ー 映画『原発はいま』上映と斉藤征二さん講演会 ー 日時:2012年3月10日(土) 10:00開場 場所:郡山市労働福祉会館 第4会議室 〒963-8014 福島県郡山市虎丸町7-7 http://www.bunka-manabi.or.jp/kaikan/ 参加費:無料 ■プログラム 10:
tu-ta @duruta 堤 愛子さん:以前、食品汚染のPRビラの見出しに「首の曲がった子になるの、ボクいやだ」と大きく書かれているのを見て、私は身震いするほどの不快を感じた。これを書いた人は、首の曲がっている人の気持ちをどう考えているのだろうとhttp://bit.ly/h63oK4ミュータントの危惧 2011-03-28 12:00:28 tu-ta @duruta チェルノブイリ事故を受けた反対運動のなかで出てきた「障害者を産みたくない」というような言説。そして、その運動のなかで、それへの批判が明確に語られるようになったということを、福島原発事故を契機にする運動ではちゃんと継承される必要があると思います 2011-03-29 03:57:08 m.ueno @makiueno 女性の本心なんですが、ダメですか RT @duruta: チェルノブイリ事故を受けた反対運動のなかで出てき
Twitterで人気のゆるキャラ「もんじゅ君」による自叙伝『さようなら、もんじゅ君―高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし』が、3月8日に刊行される。 福島第一原発事故にショックを受けてTwitterを開始したというもんじゅ君は、福井・敦賀にある高速増殖炉「もんじゅ」の非公認ゆるキャラ。原発と放射能に関するニュースを鋭い批評眼でわかりやすく解説するツイートで人気を集め、多くの著名人からも支持を得ている。 巨額な国費を使いながらほとんど発電することなく20年近い歳月を重ね、いつの間にか日本の原子力関係者からも疎まれる存在となってしまった高速増殖炉もんじゅ。同書では、日本の原発の歴史や問題点、未来などを、もんじゅ君が自分自身の自叙伝として語り尽くす。目次には「はやくおしごとやめたいよ ―ナトリウム漏れ事故のこと」「世界の高速増殖炉のなかまたち ―そして、みんないなくなった」「2050年もんじ
シンポジウムの案内です。 第26回 国際障害者年 連続シンポジウム「障害者と原発問題―福島原発事故以後をどう生きるか」 PDFのチラシ 基調講演「震災、原発、そして障害を持つ人達」 鈴木絹江さん(福島県田村市在住・NPO法人「ケアステーションゆうとぴあ」理事長) シンポジスト 堤愛子さん(NPO法人町田ヒューマンネットワーク副理事長) 槌田劭さん(使い捨て時代を考える会) 橋本尚樹さん(JCIL介助者) 企画趣旨 この「国際障害者年」連続シンポジウムは、「完全参加と平等」をかかげた国際障害者年の理念をふまえ、国連決議の「企画の段階から決定まで、あらゆることについて心身障害者の参加が重要である」という視点に立ち、様々な社会問題について障害者の立場から問題提起するものです。今回のテーマは「障害者と原発問題」です。 2011年の東日本大震災は、地震と津波により多大な被害をもたらしました。さらに福
「安全・安心」論の ループを超えて 中ソ論争から「68年」やエコロジー、サブカルチャーを経てフクシマへ。複雑に交差する反核運動や「原子力の平和利用」などの論点から、3・11が顕在化させた現代史を描く。 シリーズ: 1,980円(税込) Cコード:0336 整理番号: 刊行日: 2012/02/13 ※発売日は地域・書店によって 前後する場合があります 判型:四六判 ページ数:368 ISBN:978-4-480-01536-5 JANコード:9784480015365 在庫 ×
原発事故を受け約15万人が福島県内外に避難し、今も帰る見通しが立っていない。置かれた状況は多様であり、問題は深刻化している。長期的避難を前提とするセカンドタウン構想をも視野に入れながら、見えざる難民たちの実像を追い、故郷再生の回路を探る。 まえがき(山下祐介) 第1章 東日本大震災と原発避難――避難からセカンドタウン、そして地域再生へ(山下祐介) 1 原発事故と避難問題 2 多様化する避難 3 時間が経過する中で 4 再生と復興への道―地域再生基金とセカンドタウンを軸に 5 福島第一原発事故の収束が目指すもの―次の大災害への事前復興として 第2章 ある聞き書きから――原発から追われた町、富岡の記録(山下祐介・吉田耕平・原田峻) 1 富岡から川内へ――3月11日~3月16日(緊急期1) 2 大規模避難所、ビッグパレットふくしまでの苦悩――3月17日~4月21日(緊急期2)、4月22日~8月末
20キロはある鉛板を背負いビル6階分の階段を一気に駆け上がる。首からぶら下がる線量計がけたたましく鳴り、白く曇る全面マスクが視界を遮る。気温30度以上。呼吸が乱れる。 「奴隷みたいな扱いが悔しかった」。長崎県の中山洋介さん(40代)=仮名=は昨年7月から約40日間、東京電力福島第1原発で働いた。鉛板は1号機の建屋内に放射線を(遮蔽、しゃ、へい)するために取り付ける。中山さんがその言葉を絞り出したのは、過酷な労働のせいではない。故郷に帰ってからのむごい仕打ちに対してだ。 中山さんによると、仕事を紹介されたF社から受け取った給料は日当1万1000円。約束では1万4000円のはず。そもそも事前の説明では、建屋には入らないと聞いていた。 食い下がる中山さんにF社は福岡県内の指定暴力団の名を挙げ、吐き捨てるように言った。「ヤクザが出てきても知らんばい」。F社が2社を通し労働者を送る2次下請けのC社は
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