1、近代史における吃音 吃音は、障害としては比較的軽微であるために、社会福祉の課題として論じられることが少ない。しかし、生活のさまざまな場面で不便であり、現実の生活上の壁は大きいものがある。また、今日と比べてさまざまな障害者と出会う機会の少ない時代においては、日常的に出会う唯一の障害者といってよかった。それゆえ、障害者差別の矢面に立ってきた面さえある。今日、「障害者を差別してはいけない」という言説が浸透しているため、たとえば車椅子を利用している人をあからさまに嘲笑する人はいないであろう。しかし、吃音は軽微であるがゆえに、「差別してはいけない」という対象からはずれることがあるのである1)。筆者は吃音者であるが、1980年代前半の日本福祉大学在学中、学生から吃音をからかわれたことが何度もある。日本福祉大学は「福祉」を名乗る、1980年代としては数少ない大学であった。障害をもつ学生も多く、相対的
近代ナショナリズムの発祥であるヨーロッパでは言語の相違が国民の固有性と独自性の指標の一つとしてどこでもクローズアップされた。 植民地支配を受けたアジア諸国のうち、独自の言語がある程度の発展をとげていた地域では、独立運動の一環として言語の規範化と語彙の拡張、教育による普及が展開され、独立後は宗主国の言語に代えて、あるいはそれと並行して独自の言語を国語または公用語とした。このような独自言語の整備に当たっては、特定の外国語からの影響を排除するために借用語の固有語への置き換えや、翻訳借用による造語が図られ、言語純化運動が展開されることがあった。 近年では、話者数の少ない危機言語がその使用領域の拡張と話者数の増加をめざして展開する「言語権」運動があり、政治的独立を必ずしも志向しない点ではナショナリズムとは同一視できないものの、思想的背景や言語政策上の施策には共通する部分もある。
T Skutnabb-Kangas & R Phillipson, Linguistic Human Rights: Overcoming Linguistic Discrimination, Berlin: Mouton de Gruyter, 1994. 言語権研究会 [編集] (1999)『ことばへの権利 言語権とはなにか』 三元社 ISBN 4-88303-061-X 鈴木敏和 (2000)『言語権の構造―英米法圏を中心として』成文堂 ISBN 4-79233-158-7 桂木隆夫 [編集] (2003)『ことばと共生 言語の多様性と市民社会の課題』 三元社 ISBN 4-88303-114-4 小嶋勇 [監修];全国ろう児をもつ親の会 [編集] (2004)『ろう教育と言語権 ろう児の人権救済申立の全容』 明石書店 ISBN 4-7503-1959-7 『ことばと社会』編集委員会
プラトニストの phonetikos (φωνητικός) が、古代ギリシャ語や日本語、英語、ドイツ語、サンスクリット語、ラテン語、ロマンス諸語などことばにまつわることや、神秘学、哲学、宗教、天文、音楽などについて書いています。 ●ギリシャ語の文字と発音 古典語と現代語の文字の名まえと文字のよみかた、ラテン文字(ローマ字)との関係、アクセント記号と気息記号、句読点、数字用の文字、など ●古典ギリシャ語の発音記号 古典ギリシャ語の発音をあらわす IPA (International Phonetic Alphabet)、アクセント、母音、子音、例文「北風と太陽」 ●IPA for Ancient Greek a table of the symbols, an example "The North Wind and the Sun" ●古典ギリシャ語のアクセントの発音 単語のアクセント、文
Bruce Sextonという24歳の大学生は、自分を含む多くの視覚障害者が、インターネットのおかげで今まで以上に自立した生活を送れるようになったと語る。 たとえば買い物をするにしても、実際の店舗に行って品物を探したり店員に尋ねたりする必要はない。代わりにキーボードと画面読み上げソフトを使って、ウェブで品物を探したり購入したりできるからだ。 でも、それは本当に可能なのだろうか。 先週、Sextonはある視覚障害者支援団体と共に、大手小売チェーンTargetのウェブサイトが目の不自由な人にはアクセス不可能で、米国障害者法を採用するカリフォルニア州法に違反するとして、同社を相手取った集団代表訴訟を起こした。 Sextonとボルティモアに拠点を置くNational Federation of the Blind(NFB)は、カリフォルニア北部にあるアラメダ郡高等裁判所に訴状を提出した訴状の中で、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く