W杯決勝戦の後半でピッチに乱入したプッシー・ライオットのメンバー(Photo by Ian MacNicol/Getty Images) 15日に開催されたFIFAワールドカップ決勝戦でピッチに乱入したロシアのパンク・バンド、プッシー・ライオット。「警察官、試合に飛び入り」と題した抗議行動でロシアで収監中の政治犯の釈放と、より活発な政治活動を要求した。 15日、モスクワで開催されたW杯フランス対クロアチア戦。共同プレスの報道によれば、試合開始から51分経過したところで、旧式のロシア警察のユニフォームに身を包んだプッシー・ライオットの4人が試合を妨害。この騒動で試合は1分間中断した。4人のうち1人の女性メンバーは、フランス・チームのフォワード、キリアン・エムバペとハイタッチ。他のメンバーはクロアチア選手に取り押さえられた。 ほどなく、プッシー・ライオットはSNSで犯行声明を発表。今回の抗議パ