20世紀とはいかなる時代であったのか。創造と破壊に満ちたこの時代は、今日の世界にとっていかなる意味を持つのか。本書は各分野の専門知を結集し、このあまりに劇的な100年を眺望しようという野心的な試みである。通史という方法はとらず、グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ、核エネルギーといった社会や文化に関する多様なトピックを取り上げることで、時代に伏在する様々な文脈を浮き彫りにしていく。 [ここがポイント] ◎ 20世紀に関する多様なトピックを取り上げ、今日の世界につながる多様な文脈を明らかにする。 ◎ 各分野の気鋭の研究者が寄稿。多様な歴史研究の最先端に触れることができる。 はじめに 序 章 20世紀の社会と文化(喜多千草) 第Ⅰ部 20世紀のすがた 第1章 グローバリゼーション――世界を呑み込む万国博覧会(橋本順光) 1 消費の殿堂とグローバル商品 2 グローバルな物流網と通信
社会学にはどのような研究の手法があり、関心に沿ってどの手法をえらべばよいのだろうか。 本書は、現在の経験的な社会学研究において採用されることの多い研究スタイルを、質的研究と量的研究の二分法を超えて幅広く取り上げ解説する。 [ここがポイント] ◎ 研究の進めかたを具体的に学べる ◎ さまざまな調査の特性を知ることができる はじめに――本書のねらいと使いかた 第Ⅰ部 フィールドに出かける 第1章 インタビュー調査によって得られた語りを分析する(松木洋人) 1 インタビュー調査という方法 2 インタビュー調査の進めかた 3 語りから知見を生み出す 4 インタビュー調査にもとづく社会学研究を実践するために 第2章 現場に身を置いて考える――エスノグラフィーという調査法(知念 渉) 1 エスノグラフィーとはなにか 2 フィールドワークの実際――準備期から中期 3 分析して論文を書く――終期 4 エス
EBPM=Evidence Based Policy Making(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)をご存知だろうか? 「証拠に基づく政策立案」と訳されるEBPMは、現在世界中の先進国が取り組み始めている。日本政府も、「政策立案をエピソード・ベースからエビデンス・ベースへ」というスローガン掲げEBPMへの取り組みを急ピッチで進めている真っ最中だ。 内閣府の該当ページを見ると「政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすること」とあるが、このEBPMとは一体どういうことなのか、岩手県立大学 総合政策学部 講師 にして「政策にエビデンスは必要なのか EBPMと政治のあいだ(ミネルヴァ書房)」の著者でもある杉谷和哉氏にお話をお伺いした。 プロフィール:杉谷 和哉(すぎたに・かずや)1990年大阪府に生まれる。公
沖縄県糸満市では、行政が成人女性を対象としたリスキリング講座を行うことで、「母子家庭が生活困窮に陥りやすい」という地域の課題を解決しようという取り組みが進められています。参加者の中には実際に時給が増えたり、在宅勤務で子どもと過ごす時間が増えたという人が出てきています。リスキリングは、シングルマザーをめぐる問題の解決につながるのか。「糸満でじたる女子プロジェクト」を取材しました。 (クローズアップ現代 ディレクター 山浦彬仁) リスキリングで得た“収入”と“子どもとの時間” 城間ちあきさん 沖縄県糸満市に暮らす城間ちあきさん(44)です。シングルマザーとして、専門学校に通う長男(20)と小学生の次男(10)を育てています。 職業はシステムエンジニア。東京の総合コンサルティング会社から、在宅のテレワークでシステムの補修管理の仕事などを請け負っています。 リモート会議に出席する城間さん 手料理を
編集・発行元 独立行政法人情報処理推進機構 発行日 2023年3月16日 サイズ A4 ページ数 397ページ ISBN 978-4-905318-78-1 定価 3,300円(本体価格3,000 円+税10%) DX白書2023 進み始めた「デジタル」、進まない「トランスフォーメーション」 企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、将来の予測が困難となっています。そのため、企業にとって新たな事業環境にあわせた事業変革は優先度の高い取組事項となっています。このような中、企業は環境変化への迅速な対応や、システムのみならず企業文化をも変革していくDX(デジタルトランスフォーメーション)への取組が必要となっています。 IPAは2009年から「IT人材白書」、2017年から「AI白書」を発行し、IT人材や新技術の動向について情報を発信してきました。2021年には、デジタルトランスフォーメーショ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く