SNSの国内大手3社の会員獲得競争は、「モバゲータウン」(運営はディー・エヌ・エー、以下DeNA)と「GREE」(同グリー)によるテレビCMの大量出稿に象徴されるように、し烈さを増している。四半期ごとに会員数の推移を追ってみると、昨年12月末時点ではモバゲータウンが2448万人でGREEの2383万人を抜いて初の首位を奪取した。2月4日に出そろった3社の四半期決算で明らかになった。
[読了時間:7分] 株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役 斉藤 徹 日本三大SNSサービスの、2010年7-9月期の四半期決算発表が出揃った。 3ヶ月前の記事では、「ハイブリッドモデル」(自社ゲーム+オープンゲーム)で先行したモバゲータウンが他社を圧倒するも、成長鈍化のきざしがある ことを報告した。一方、約半年遅れて「オープン化」したGREEはページビューが急上昇しはじめ、今後の再成長を予感させている。また、mixiは「ソーシャルグラフ・プロバイダー」という独自コンセプトを掲げ、国内でも普及しはじめたFacebookとの対決姿勢を鮮明に打ち出したことをレポートした。 ・ 直近決算発表に基づくmixi,GREE,モバゲーの業績比較 (8/16) 筆者がこの三社比較記事をはじめたのは2009年だが、そのころと比べて、三社を取り巻く環境は劇的に変化し、当時とは異なる対立軸が生まれはじ
グリーは11月1日、新興国向けモバイルSNS「mig33」を運営する米Project Gothの第三者割当増資を11月4日付けで引き受けると発表した。出資額は数億円。同社の株式の数%を取得するとみられる。 mig33は、主に東南アジアやインド、南アフリカなど新興国を中心に、4000万人以上の会員基盤を持っているという。グリーはスマートフォン分野で提携し、GREEの会員基盤の拡大と利便性向上を図るとしている。 SNSの海外展開をめぐっては、ディー・エヌ・エー(DeNA)が米国のiPhoneアプリメーカー買収を進めているほか(目指すは売上高4000億円 DeNA南場社長が示す「世界一」戦略)、ミクシィは中国・韓国最大のSNSと提携するなど、動きが激しくなっている。 また、グリーが同日発表した7~9月期決算(単体)は、売上高が前年同期比81.5%増の124億円、営業利益が57.9%増の62億円、
昨日,GREE社からオープン化に関するニュースリリースが発表され,多くのネット系媒体に報道されていた。中にはアプリ・オープン化とも混同した報道もあったので,まずその正確な内容を記したい。 そのもととなるリリース文はこちら ・ GREE、プラットフォーム戦略の推進について ~「GREE Connect(仮称)」を公開 (GREE, 2010/1/12) ポイントを抽出すると以下の2点だ。 1. 「GREE Connect(仮称)」の公開 「GREE Connect(仮称)」では、SNS「GREE」以外のWebサービス・アプリケーション・インターネット端末において、「GREE」のデータを活用した付加サービスの開発を可能に致します。機能の公開は2010年の春を予定しております。 また、技術仕様につきましては、決定次第公開していきます。 2. 「GREE」のプラットフォーム戦略の推進 グリーは、「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く