麻生太郎首相は2日夕、自民党の役員会で、消費拡大のため平成20年度第2次補正予算に盛り込まれた定額給付金を自らも受け取る考えを表明した。 麻生首相は昨年11月、政府・与党が定額給付金の実施を決めた直後、定額給付金について「もともと受け取る気がない」と発言。さらに同年12月には高額所得者が受け取ることを「さもしい」と表現していた。 その後、麻生首相は今年1月の衆院予算委員会で「高額所得者は給付金をもらった以上、盛大に使ってほしい」などと答弁を修正していたが、自身が受け取るかどうかについては明らかにしていなかった。