荒川河川敷で予定されていた「東京・荒川マラソン」が開催2日前に突然中止となった問題で、大会予定日だった21日、会場の平井運動公園(東京都江戸川区)には、中止を知らずに約70人が集まった。 主催団体代表を名乗る男性(28)が1人で経緯を説明していたが、参加予定者からは「納得できない」などと怒りの声があがった。 公園には、予定されていた午前7時半の受け付け開始前から人が集まり始めた。団体では、参加を申し込んだ約1500人に中止と参加費の返還を知らせるメールを送ったとしているが、葛飾区の男性(48)は「メールなんてもらっていない。何も聞かされていない。この日のために準備したのに」と憤り、千葉県佐倉市から来た男性(59)も「本当に参加費を返してくれるのか」と不安そうに話した。 大会は、団体が、公園を管理する江戸川区の公益財団法人「えどがわ環境財団」や、河川敷を管理する国土交通省荒川下流河川事務所に