ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (3)

  • イノベーターと職人 - michikaifu’s diary

    前回のエントリーでは、「事業開発の職人」の話だけを書いたけれど、実のところ、当にすごいイノベーションというのは、そのタネを思いつくすごいイノベーターがいないとできない。こちらのほうは、必ずしも訓練でできるようになるわけではなく、かなり天性のものだと思う。その違いを書いておいたほうがいいと思ったので、補足。 職人だけでももちろん技術やビジネスは進歩するけれど、それは「改良」であって、「不連続な変化」ではない。不連続な変化は、すごいイノベーターだけが起こせると思う。しかし、すごいイノベーターがいても、そうした「スパーク」が力を発揮するためには、エンジンの中に十分な燃料濃度が事前に必要であるし、またそれを連続的なエンジンの回転につなげるための仕組みが必要で、それはすなわち職人の仕事だ。両方いないと、当のイノベーションは起こらない。イノベーターがスパークできる機会は限られているから、それをうま

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  • グーグルが自動車産業を制覇する日 - michikaifu’s diary

    最近私の講演を聞かれた方は、私がこのごろテスラに興味を持っていることをご存知だろう。テスラとは、伊豆高原に生息する蛾の怪獣、ではなく、シリコンバレーの電気自動車ベンチャーである。このテスラには、これまで10万ドル以上する超高級スポーツカー「ロードスター」しかなかったが、先週「モデルS」というセダンを発表した。 この自動車、まさに「グーグルカー」という趣がある。運転席の巨大なコンソールに、GoogleMapsが映り、他にもいろいろグーグルのサービスが満載してある。もちろんそれにはワケがあって、グーグル創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンはテスラに投資しており、また「ロードスター」のユーザーでもある。テスラの使い勝手を聞いていると、「コンピューターに車輪をつけた」という感じがするが、そのうえでグーグルは好き放題やっているという感じである。 問題はここから先。それで飽き足りず、なんとグーグル

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    hoisjp 2009/04/07
    「グーグル・モータース」w
  • 「トウキョウソナタ」の黒沢清監督がいいこと言った件について - michikaifu’s diary

    香川照之、小泉今日子、役所広司などが出ている日映画「トウキョウソナタ」が現在米国で公開中。といっても一度に2スクリーンぐらいの限定公開だが、カンヌをはじめ各地の映画祭で好評を得ていることもあり、アート系映画の好きな人たちはよく知っている。先週サンフランシスコでのプライベート・スクリーニングでは、小さいながら劇場は超満員で、はいれない人もいたようだ。 いつものように、HollywoodNewsWireから素材の供給を受けたので、黒沢清監督のインタビューを英語記事にして「邦画セントラル」にアップした。 http://www.hogacentral.com/ http://www.hogacentral.com/Special_KK_TST.html 記事は英語になってしまっているが、ご勘弁。 この映画は、会社をリストラされたお父さんが、家族にその事実を伝えられずに毎日会社に行っているフリをし

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    hoisjp
    hoisjp 2009/04/07
    抜粋部分、柔らかくて力強いとても素敵な文章。
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