総合バッグメーカーのエースは、主力ブランド「PROTECA(プロテカ)」より、ブランド史上最も軽いスーツケース「Aeroflex Light(エアロフレックス ライト)」シリーズを2018年9月に発売した。LCC(格安航空会社)の定着で空の旅がより身近になった今、ラゲージの「軽さ」への関心の高さは想定以上という。業界初という新素材から開発した自信作を取材した。 同社は国内で唯一、素材の成形から組み立てまで一貫した製造を行うスーツケース工場を有する。「使いやすい」設計へのこだわりに、日本初の国産スーツケースを製造(1967年)して以来、市場をけん引する大手エースの自負が見える。 さまざまな機能軸で展開するラゲージブランド「プロテカ」より、2018年、ブランド史上最軽量をコンセプトに打ち出した新シリーズ「エアロフレックス ライト」。機内持ち込み適合サイズ(H55×W36×D24㎝)の容量は37