プレスデー初日の午前8時30分という早い時間にもかかわらず、RX-VISIONの周りは取材陣で黒山の人だかりができ、撮影もままならない状態だった。マツダの狙いの1つ目は成功と言えるだろう 10月30日から開催されている「第44回 東京モーターショー」で、マツダは次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載したコンセプトスポーツカー「Mazda RX-VISION(マツダ・アールエックス・ビジョン)」を公開した。 このRX-VISIONは次期RX-7ではないかという推測がショー開催前から飛び交っていた。2年後の2017年は、世界初のロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツが東京モーターショーに出品されてから、ちょうど50年の節目の年に当たるからだ。マツダがロータリーを復活させるとしたら、このタイミングを狙うに違いないという読みにはそれなりの説得力がある。 別の角度からの理由もある
