機械彫刻用標準書体をデジタルフォント化しています。現在ベータ版を公開しており、正式版となるまでには年単位の制作期間を要します。 機械彫刻用標準書体とは 令和の改刻 フォント設計 長体仮名フォント ダウンロード テスト入力欄 連絡先 機械彫刻用標準書体とは 機械彫刻用標準書体は、工業的な彫刻によって文字を作製するときの標準として、日本産業規格(JIS/旧日本工業規格)に定められた書体です。工業彫刻における技術的制約から、独特な機能美を持っています。
北尾政美という人物を知っている方はどれだけいるでしょうか?私もつい数日前に知ったばかりなのですが、江戸時代中期の浮世絵師です。 北尾重政に師事したのちに浮世絵師として活動をし、寛政6年には鍬形蕙斎(くわがたけいさい)と称し狩野派 狩野惟信に師事することとなります。後に今回紹介する作品「鳥獣略画式」を手がけました。ですので北尾政美の作品というよりは鍬形蕙斎の作品と言ったほうが正しいですね。 北尾政美は現在ではなかなか聞かない絵師ですが、当時は葛飾北斎と同時期に活躍し評価されていた絵師の一人です。 北尾政美の作品にはなかなか興味深いエピソードがあり、そのエピソードとは彼の描いた略画式シリーズ(鳥獣略画式のほかに人物略画式や山水略画式などあり)の作風を葛飾北斎が真似したというもの。しかも北斎が真似をし発刊した作品とは、現在でも人気の高い北斎漫画というから驚きです。 北尾政美の略画式は北斎以外の絵
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