東京駅開業100周年を記念したIC乗車券「Suica(スイカ)」の販売が途中で中止され、混乱が生じた問題で、JR東日本は22日、記念スイカの限定販売をやめ、希望者全員に販売すると発表した。来年1月下旬から2週間程度、インターネットや郵送で申し込みを受け付けるとしている。 【東京駅大混乱】限定スイカ発売当日の様子 同社東京支社によると、販売額は1枚2000円、1人3枚までで、当初から変更はない。入金が確認され次第、順次発送するとしている。送料無料。受付開始日など詳細は1月20日ごろに改めて発表する。 記念スイカは赤レンガ駅舎をモチーフにしたデザイン。同社は20日朝、東京駅の丸の内駅舎で1万5000枚限定で販売を開始。5000人程度の人出を予想していたが、販売開始時点で約9000人が列を作った。「安全確保のため」(JR東日本)約2時間半後に販売を中止したところ、買えなかった人が駅員に詰め寄