みるみる…ってほどでもなけど、昨晩から結構熱が下がった気配を感じつつ早起きして、大きめの絵をパネル木枠含めて６枚をF30用キャンバスバッグにぱんぱんに入れて担いで家を出た。 今回のグループ展はC-B県で行われており、中心で仕切っているのが親しい後輩Sりんで、本来ワタシはそこに参加する義務はなくて参加資格がある程度なんだけども「懇親会で若い子達とフレンドリーに会話して盛り上げて下さい。ワタシ雑務はがんばりますが、そういうのだけは苦手なんです！　先輩そういうの上手じゃないですか！（←そうだろうか？？？）」というSりんの希望を叶えるために出品している。 あと、いつも「絵をみに行きたい」と言ってくれて、どうにか来れる時は来てくれるのだけれど、仕事がすんごくハードな友人Tっきーが、C-B県のわりと奥地にいるので…Tっきーが足を運びやすいから…。たまにはTっきーに「近くでやるよ」って言いたくて。 で、

もうずいぶん前に、くーちゃんがまだ今よりもずっと小さいさんだったころ、風邪を引かせて、小型のケージに入れて、病院に連れていったことがある。 アパートの階段を下りて通りに出ようとした先、後ろから「あら、ねこちゃん?」という声がした。同じアパートの1Fに住む、めったに顔を合わせない、僕よりも10か15くらい上だろう、おば（あ）さんである。 「そうです。風邪を引かせちゃって。これから動物病院まで」 作り笑顔で相手をすると、 「あら、幸せね」 と、そのおば（あ）さんはいった。 * 幸せというのは、運命の内側に、それと知らずに居る（在る）ことだろうと思う。 たとえば、僕が最近つくづくと思う、「おじいわん」ソーヤ君のことだ。 ソーヤが10歳でうちに来た当初は食欲が無く、お皿のフードに全く手をつけないままオフトゥンに行って寝てしまうことがよくあった。なので、私がフードを数粒ずつ手に取り鼻先まで持って行っ